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【社会】DS液晶、カルテルの疑い シャープと日立に立ち入り2008年2月28日 12時26分
任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」用液晶パネルの納入で価格カルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は28日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、シャープ(大阪市)と日立製作所子会社の日立ディスプレイズ(東京)の本社などを立ち入り検査した。 関係者によると、シャープと日立ディスプレイズは2005年から、2社だけが納入するニンテンドーDS用液晶パネルの値崩れを防ぐため、両社で話し合い、任天堂と契約する納入価格を取り決めるなどカルテルを結んでいた疑いが持たれている。 ニンテンドーDSは04年12月に発売し、国内だけで年間約900万台を売り上げるヒット商品。液晶パネルはDS専用の特注品で、当初シャープだけが納入していたが、05年ごろから日立ディスプレイズが加わった。2社供給になった直後からカルテルが結ばれていたとみられる。 (共同)
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