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メタミドホス摂取に許容量 食品安全委が設定(02/27 21:18)内閣府の食品安全委員会農薬専門調査会は27日、有機リン系殺虫剤メタミドホスについて、1度に摂取しても人の健康に悪影響が出ないとされる量を、体重50キロの人の場合、1日当たり0・15ミリグラムと設定した。 同時に、毎日摂取し続けても健康に影響のない量(1日摂取許容量)を、体重50キロの人で0・03ミリグラムと設定。中国製ギョーザ中毒事件を受けた措置で、一般から意見を聞いた上で、同委員会が厚生労働省に通知する。同省はこれを基に食材ごとの残留農薬基準を定める。 海外の動物実験データなどを検討した調査会は、動物で急性神経毒性がみられなかった量の、さらに100分の1の体重1キロ当たり0・003ミリグラムを、急性毒性が心配されない量とした。 中国製ギョーザ中毒事件では、千葉市のギョーザから130ppmのメタミドホスが検出されており、ギョーザ1個に約1・8ミリグラム含まれていた計算。体重50キロの人の場合、急性毒性が心配されない量の12倍になる。 |
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