メタミドホス購入で共同記者一時拘束 |
中国製ギョーザ中毒事件で、中国国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副総局長は28日の記者会見で「日本の通信社の記者が農薬メタミドホスを購入、所持、携帯し、持ち出そうとしたため摘発した」と述べた。
これについて共同通信社は、中国総局の記者が15日、ギョーザ製造工場がある河北省から北京の中国総局に戻る途中に検問で止められ、車の後部座席に記者が購入した有機リン系殺虫剤メタミドホスの瓶があったため、約3時間拘束されて河北省政府当局者から事情を聴かれたことを明らかにした。
魏副総局長は会見で「中国の関連法律によると、2007年1月から農業でのメタミドホス使用が禁止となり、08年1月からは、輸出契約を既に結んでいる生産工場を除き、メタミドホスのすべての生産、販売、使用、所持、運搬行為が重大な違法行為となっている」と述べた。
共同通信社の伊藤修一編集局長は「河北省の工場周辺でメタミドホスが入手可能かどうか検証するために購入したと聞いている。取材上の行為が中国の法律に反したことは遺憾だ」と話した。
(共同)
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[ 2008年02月28日 19:43 速報記事 ]
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