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慰安婦:まだ解決にはほど遠い=水曜集会

 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)と在日・韓国・日本キリスト青年共同研修平和巡礼団は27日午後、ソウル市鍾路区中学洞の日本大使館前で802回目の水曜集会を行い、3・1節(独立運動記念日)を控え日本政府の公式謝罪を要求した。

 一同は声明を通じ「在日韓国人の若者に対する差別問題や、日本軍の慰安婦問題には根本が同じ」とするとともに、「韓国の若者たちは、自分の国が被害者であるにもかかわらず十分な関心を持っているとは言えず、反省すべきだ。今後この問題を解決するためにも心を一つにして取り組むべきだ」とした。そして「韓国政府は、日本政府に対する微温的な態度を改め、率先して問題解決に努力しなければならない」と主張した。

 挺対協のカン・ジュヒョプ事務処長は「この水曜集会は日本や韓国政府、世界の良心に呼びかけてもう800回以上にもなるが、何の反応もない」とし、「元慰安婦たちの長年の苦痛を慰める声や、われわれの犯した過ちについて反省する声はまだ聞こえてこない」と語った。

NEWSIS/朝鮮日報JNS
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