冬の京都でオーマイニュースを語る

2月23日オーマイカフェ関西開催

OhmyNews編集部(2008-02-28 20:30)
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 市民記者と編集部の交流会である、「オーマイカフェ関西」が23日、京都市中京区にある京都三条ラジオカフェにて開催された。
オーマイカフェ関西が開かれた京都三条ラジオカフェ=23日、京都市内で(撮影:吉川忠行)
 関西地区では初開催ということもあり、当日は雪が舞う悪天候にもかかわらず、32名の参加者が集まった。オーマイニュース側からは元木昌彦社長、平野日出木編集長、ほか3名の編集部員が出席した。

満員の会場で参加者は熱心に耳を傾けていた(撮影:吉川忠行)
  会は参加者全員の自己紹介からはじまった。その後、平野編集長から『OhmyNewsの18カ月』と題して、現在までの1年半を振り返り、最近は Yahoo!ニュースに配信している影響で、PV推移が創刊時よりも増加していることや、関西地区の市民記者数などデータを公開しながら説明があった。
 
 また、最近の記事から週間賞を受賞した、2月15日付の弘中健一記者の「上がる黒煙-相模原市でリサイクル工場火災」を例に取り上げ、ニュースとして自ら取材をして情報を得て事実を伝えることの重要性を参加者にわかりやすく説明をした。

 次に今回の開催場所でもあり、地元京都に密着をした情報を提供している京都三条ラジオカフェの隅井孝雄さん、松岡千鶴さん、ラジオカフェレポーターの福益正恵さんをお招きして、コミュニティーラジオ誕生の経緯やNPO法人として、市民が会員となって運営を支えているなどの説明があった。
 
 福益さんの話によると、ラジオはネットメディアと違い、誰でも簡単に聴くだけで情報を得ることが出来る情報ツールとして、高齢者や職人が多く住んでいる京都では、有効なメディアのひとつとして存在しているとのことだった。
1928年に建てられた歴史ある建物の中にカフェがある(撮影:吉川忠行)
 休憩を挟んだ後半では、「これからオーマイニュースで活躍する」グループと、「既に活躍している」グループの2つにわかれてのディスカッションが行われた。
 
 「これから活躍する」グループは、『私のメディアとしての活用しよう』と題して、ニュースの探し方を実際に投稿された記事を参考に、身近な場所にもネタがあることや、記事を書く上で引用の注意点などの話があり、マスコミを志望している学生らは熱心に話を聞いていた。

  「既に活躍している」グループは、主に編集部が市民記者の質問に答える形式をとった。直接合う機会が少ない編集部に対しては、漢字表記など編集への質問が 中心となった。中には、編集者によってレベルの違いがあるなどの意見もあったが、参加者から活発な意見交換がおこなわれ、話し合いは交流会後の懇親会にま で及びんだ。

 普段、市民記者同士が顔を合わせる機会もないので、市民記者も編集部もお互いを知ることができ、良い刺激になったのではな いかと思う。これを機会に関西地区の市民記者が益々、オーマイニュースを活用ほしいものだ。今後、このような交流会を全国各地で順次開催を予定している。

■関連リンク
京都三条ラジオカフェ

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与党は29日にも歳入関連法案を衆院通過させるとしています。揮発油(ガソリン)税などの暫定税率と道路特定財源はどうするべき?
斉喜 広一
ガソリン暫定税率と道路特定財源をそのまま維持、延長する
ガソリン暫定税率を維持したまま、道路特定財源を一般財源化する
ガソリン暫定税率を維持したうえで、本来の税率分を特定財源、暫定分は一般財源に分化
ガソリン暫定税率を廃止し、本来の税率分のみを特定財源として維持する
ガソリン暫定税率を廃止し、本来の税率分も一般財源化する
その他(暫定税率延長期間の短縮、税率の段階的縮小など)