石川県白山市内の男性会社員(56)が、同市のスーパー「マルエー松任店」で購入した中国製菓子「ジャーマンポテトプレッツェル」を24日に食べ、腹痛や下痢の症状が出たと同店に連絡していたことが分かった。内袋に複数の穴が開いており、マルエーは県内21店での販売を取りやめ、男性は27日に県警松任署に届け出た。
同商品は広東省東莞市の金富士食品が製造。輸入元の神戸製菓(大阪市)などによると、男性から回収した商品には、内袋六つのうち二つに、針で突いたような2ミリほどの穴が計6個開いていた。昨年10月から販売し、全国で数万袋が出回っているが、他に苦情はないという。【栗原伸夫】
毎日新聞 2008年2月28日 19時55分