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警察庁 看過できない部分ある

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警察庁の吉村博人長官は28日の定例の記者会見で、中国側の会見の内容について「看過できない部分があるので説明したい」と述べました。そのうえで「中国側は『証拠の提供がなくてたいへん遺憾だ』としているが、捜査に役立つ資料や写真はすでに提供しており、『遺憾だ』というのは理解できない」と強く反論しました。そして、すでに中国側に提供したものとして、▽ギョーザの袋の浸透実験のデータ、▽「メタミドホス」の分析結果、▽袋に開いていた穴の写真、▽流通経路の捜査資料だと説明しました。そのうえで、中国側が求めている問題のギョーザや袋そのものは、今の時点では証拠品なので渡せないものの、容疑者が特定されるなど中国側の捜査が進めば提供したいと述べました。一方、日本側からも中国側に対し、▽過去に中国・河北省で起きた殺人事件などで犯行に使われた「メタミドホス」の分析結果、▽ギョーザの製造工場の内部のビデオ映像の提供を求めていますが、今のところ回答はないということです。また中国側が、会見の中で「中国国内での混入の可能性はきわめて低い」として実験結果を示したことについては、中国側に実験結果の提供を求めたいとしています。
もどる2月28日 19時5分
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