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慰安婦:今年の女性運動賞に挺対協の「水曜集会」

 27日で802回目となった韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)による「水曜集会」が、韓国女性団体連合が選ぶ第20回「今年の女性運動賞」に選ばれた。元慰安婦を代表して記者会見に臨んだキル・ウォンオクさん(81)は「すべては若者たちのおかげ」と、感謝の意を表した。

 日本政府に従軍慰安婦問題の解決を求める水曜集会は、1992年1月8日に始まった。挺対協のユン・ミヒャン代表は「カン・ドッキョン、キム・ハクスン、キム・スンドクさんら草創期のおばあさんたちがこの世を去ったことで、今後は残されたメンバーが勇気を出さなければならないとして、水曜集会に参加していらっしゃる」とした上で、「水曜集会のおかげで、戦争で被害に遭われた海外の女性たちも、自分たちの権利を取り戻そうと努力している」と、水曜集会の功績について話した。

 韓国女性団体連合の南尹仁順(ナムユン・インスン)代表は「集会を16年間続けてきたというのは世界最長記録で、その間の参加者数は延べ10万人を超えている。水曜集会は、従軍慰安婦問題の解決と、平和運動定着に向け世界が協力し合う場として認識されている」と話した。授賞式は「世界女性の日」100周年を迎える3月8日、ソウル市の柳寛順(ユ・グァンスン)記念館で行われる。

キム・ユンドク記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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