株式会社ビースリー(本社:東京都渋谷区、代表:田和充久)は2月20日より携帯向けのQ&Aコミュニケーションサイト「ManiQ(マニキュウ)」の提供を開始する。
ManiQは「マニア」に焦点をあてた携帯向けコミュニティ。登録時に自分のこだわりや得意分野等をキーワード(タグ)登録することで、当該キーワードに関する質問があった場合「○○マニア」として質問に答えることができる。各キーワードには8段階の評価が用意されており、質問者が良回答と認定したり他ユーザーが第三者の目から「マニアだ」と判断した場合にはその評価(称号)が上がって行く仕組み。またこれら質問/回答機能のほかマイページ機能やWebメール機能、日記機能、画像を保存するマイコレクション機能等も備え、全てがビースリーの独自開発となっている。DoCoMo/au/Softbankの3キャリアに対応しており、登録/利用は無料。
これについてビースリー代表の田和氏は「例えば、美味しいものを食べたい時にはこの人に聞こうとか、服を買いに行く時はこの人と行こうといったように、自分の中で登録というか決めていることがあると思う。インターネット上には様々なSNSがあり、また検索機能もどんどん進化してきてはいるが、実際に利用する際にはリアルのように『望む結果』にすぐ辿り着けるとは言い難いのが現状。単なるコミュニケーションサイト/Q&Aサイトではなく、ユーザーそれぞれが自分の得意分野を表示しそれによって繋がる、リアル世界に近いユーザー参加型のサービスを目指してシステム面を含めゼロから開発したのがManiQ」と話す。
なおManiQのビジネスモデルは広告収益のほか、ユーザーネットワークを利用してのマーケティング等も予定している。ただ田和氏は「具体的なことはまだこれから。広告収益についてもまずはユーザー数が増えてからの話になる」と話す。
ManiQのユーザー目標等については「非公開」とするにとどまっているが、田和氏は「既存のQ&Aサイトは全てのユーザーに向けて『教えて』と問い掛けるものだが、不特定多数への質問には強いて応えなくても得意分野を見て自分を指名しての質問には積極的に答えようという人は多い。昨年あたりより『オタク』という言葉もマイナス一方ではなくなってきたが、同様に誰もが『○○マニア』と表現できるほどManiQが普及できればと思っている」とコメント。今後については「夏頃をめどにManiQ PC版の提供を目指す」(田和氏)と話している。
ManiQ
http://maniq.jp/
株式会社ビースリー
http://be-3.jp/
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