アドビのMacromedia Flash を使用して作成されたアプリケーションが、お使いのコンピュータのカメラやマイクにアクセスする場合があります。プライバシーの設定を使用することにより、指定の Web サイトのアプリケーションにそのようなアクセスを許可するかどうかを指定できます。このようなアクセスを要求するのは、Adobe ではなく、お使いのアプリケーションを作成した個人または会社です (Adobe が、お使いのカメラやマイクへのアクセスを要求するアプリケーションを作成していない限り)。上のダイアログボックスの [Web サイト] は、アクセスを要求している個人または企業の名前です。
アクセスを要求する個人または会社は、アクセスが必要な理由と、アクセスしたオーディオやビデオの用途を明確にする責任があります。ユーザーは、オーディオやビデオへのアクセスを求める要求元のプライバシーポリシーを認識しておく必要があります。たとえば、Adobe のプライバシーポリシーは、http://www.adobe.com/go/privacy_jp で公開されています。それぞれのプライバシーポリシーについては、アクセスの要求元の Web サイトにお問い合わせください。
この設定パネルは Adobe Flash Player の一部ですが、オーディオおよびビデオを使用するのはサードパーティ製のアプリケーションであることをご理解ください。Adobe は、サードパーティのプライバシーポリシー、お使いのコンピュータ上のオーディオまたはビデオを使用するサードパーティの動作、およびサードパーティによるデータや情報の使用方法について、一切の責任を負いません。
[許可] を選択すると、アプリケーションは、カメラが捉えた映像およびマイクに取り込まれた音声を、アプリケーションが終了するまで取得できます。
実行中のアプリケーションを視聴する他のユーザーに対し、ビデオや音声を公開することもできます。たとえば、双方向型の会議を開催する場合などです。また、アプリケーションでは、ビデオと音声を記録しておき、後で再生することもできます。これによって、会議に出席できない人が後で会議の内容を確認することが可能になります。
さらに、ビデオと音声を本人だけが使用することもできます。たとえば、スピーチのリハーサルの様子を確認することができます。この場合、ビデオと音声は公開されず、記録もされません。現在の様子が映されるだけです。
上の「プライバシーの設定とは?」で述べたとおり、ユーザーのコンピュータへのアクセスを要求する Web サイトは、アクセス先のユーザーに対し、アクセスする理由および音声やビデオの用途を明確にする必要があります。たとえば、情報は記録されるのか、現在の様子を映すだけなのか、記録される場合は今後どのようなユーザーにアクセスされる可能性があるのか、一定の期間が経過したら削除されるのか、という点です。アクセスの要求元は、プライバシーポリシーの中でこのような問題を取り上げる必要があります。
[拒否] を選択すると、アプリケーションはユーザーのカメラまたはマイクにアクセスできなくなります。アプリケーションは引き続き実行されますが、期待どおりに機能しない可能性があります。または、アクセスを許可しないと再生を続行できないという通知が表示されます。この場合は、アクセスを許可するか、またはアプリケーションを終了してください。
[後で確認] を選択すると、アクセスの許可または拒否の設定は、現在実行中のアプリケーションだけでなく、この Web サイトのすべてのアプリケーションに対して適用されます。つまり、この Web サイトのアプリケーションからカメラやマイクへアクセスすることに関する質問は、今後は尋ねられません。
[後で確認] を選択しない場合、アクセスの許可または拒否の設定は、アプリケーションの実行中の間だけ適用されます。つまり、このアプリケーションを次に再生した場合や、この Web サイトの別のアプリケーションを再生した場合は、カメラおよびマイクへのアクセスを許可または拒否するかが再度確認されます。
[高度な設定] を選択すると、Adobe Flash Player の設定マネージャについての説明が記載されたページが開きます。設定マネージャでは、プライバシーの設定をグローバルに (すべてのサイト対象) またはサイトごとに(訪問済みの Web サイト対象)管理することができます。たとえば、あらゆる Web サイトからのカメラまたはマイクへのアクセス、またはアクセス要求を拒否したりできます。
プライバシーの設定を変更できます。たとえば、[後で確認] を選択した後、[許可] または [拒否] に変更できます。[プライバシーの設定] パネルを再表示するには :
お使いのコンピュータまたはデバイスが Flash Player を使用したオーディオまたはビデオの記録をサポートしていない場合、アクセスの許可またはアクセスの拒否を選択する必要はありません。また、パネルも表示されません。