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下手なヤツほど、良いカメラを持ちたがる。

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下手なヤツほど、良いカメラを持ちたがる。
"Always beautiful" (撮影/制作:池野 徹)
【PJ 2008年02月28日】− ライカカメラを持って自慢していたヤツが、写真がうまく撮れないと言って来たので、センスがないんだよなと言いつつ撮った写真を見ると、ライカなのに写真がみんなアマーイ写真が羅列している。おかしいのでライカを構えさせ、シャッターを押させると、分かったのは、シャッターを押す瞬間に指に力が入って、カメラぶれを起こしている事が分かった。マンマじゃ宝の持ち腐れだよなと言った。たまに撮る程度じゃこんなもんだ。

 ヒガミで言っているのではない。下手なヤツとは、写真を撮る感性の問題と、カメラを使わない、写真を撮らないヤツのことである。良いカメラとは、今のカメラは、写真を撮る技術が分からなくても撮れるカメラである。高いカメラ好きなヤツは、プロならいざ知らず、カッコだけで写真して、カメラに負けて使われている、カメラを頼りにするヤツの事である。

 平たく言えば、写真を撮るということは、シャッタースピードと絞りと、ピントフォーカスの技術的習得がなくては撮れなかったが、時代とともに、カメラの進化に伴い、難しい事言わずに、撮るだけなら誰にも撮れる時代になった。シャッターを押せば撮れる、いわば、総カメラマンの世界になってしまったのである。見方では、良い事であるが、携帯電話にもついているし、いまや、フィルムカメラから、デジタルカメラになり、その応用範囲がメール、ホームページとインターネットにも自由自在で動画と一緒に、ビジュアルコンテンツとして使いこなされている。

 しかし、自分の目的にあった写真を撮るために、どんなカメラを買えば良いかと、迷ってる人は多いだろう。カメラは、レンジファインダーの従来のフィルムカメラと、コンパクトカメラか、一眼レフカメラのデジタルカメラかにわかれる。一眼レフは、レンズ交換ができるカメラである。コンパクトカメラでも、画素数も高く十分と言えるケースもある。

 カメラを選ぶ際のいくつかの条件を挙げてみよう。第一に、良く撮れるカメラを買う事。これは、製造会社に歴史と実績がある事と、レンズに経験豊富である事。第二に、使いやすい事。カメラを持った時自分の手にフィットするか、重量は重すぎないか身体にあったカメラを選ぶ事である。第三に、その時点でそのカメラの最高機種を買う事。そして、3年は使いこなす事。画素数などは、プロじゃないなら、300万画素以上あれば、A4サイズ以下なら十分である。いまなら、ブレ防止、ゴミ取り、連写対応等。第四に、デジタル対応を考える事。デジタル写真は、マンマでなく、カメラ自体でも、パソコンでPhotoshop等のソフトを使っても簡単に写真の明るさ、色を修正できる。第五に、壊れないカメラを選ぶ事というより、壊さない事。カメラ自体は精密機器であるのは違いないから、大切に可愛がる事である。

 あとは、カッコ良いデザインの好みを決めること。自分もカメラマンの一人であると自信を持つ事である。そして、ワンショット、ワンフレームを大事にして、納得のシーンを狙う事である。それから必ず気に入った写真は、プリントして確かめる事。目で見た色と、ファインダーやモニター上の色と、プリントした色との違いを必ずチェックする事。カラーキャリブレーションと言うのだが。

 最後に、カメラメーカーは熾烈な売り上げ合戦をしている。一年に数回、プロ用、一般用、その中間用とマイナーチェンジを繰り返しながら、小出しにして、カメラを売ろうとしているので、よく見て簡単に乗らない事だ。3年使ったら新しいのを使えば良いのだから。PJの皆さんはジャーナリストカメラマンになるから、絶えず人より一歩前に突っ込んで写真しないといけない。一歩前と言う事は、度胸がいる。出る杭は打たれるというトラブルも発生するのを恐れずに。

"One Step Advance"

【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 池野 徹【 千葉県 】
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