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ページ更新時間:2008年02月28日(木) 07時14分

中国政府、台湾総統選前に民進党批判

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 来月22日の台湾総統選挙を前に、中国政府は、過去8年間の民進党政権の独立志向が中台関係を危機に直面させたと批判しました。
 中国の台湾事務弁公室の報道官は27日の記者会見で、台湾の民進党政権について「過去8年間に独立運動を加速させ、交渉再開を妨害し、関係を危機に直面させた」と批判しました。そのうえで、今後の中台関係について「平和と発展こそが共通の願いだ」と述べ、次期政権との信頼構築に期待感を示しました。

 報道官は、総統選挙に触れるのを避ける一方で、中国に住む台湾市民向けに医療や教育などの新しい優遇措置を発表しました。

 選挙戦で、中台関係の改善を掲げる国民党の馬英九(バエイキュウ)氏が民進党の謝長廷(シャチョウテイ)氏にリードする中、台湾世論を刺激しないように馬氏を「後方支援」する狙いがあるものとみられます。(27日20:44)

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