パリ・オペラ座バレエ団名古屋公演
世界最高峰のバレエ団が来日!5月29、30日 愛知県芸術劇場大ホール
【社会】運転手側「盲導犬は商品」 中部協会提訴の事故死訴訟2008年2月27日 朝刊 トラックにはねられ交通事故で死んだ盲導犬を無償で貸与していた中部盲導犬協会(名古屋市港区)が、高知県のトラック運転手とその運送・建築会社を相手取り、約540万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、名古屋地裁(丹羽敦子裁判官)であった。 自賠責保険で盲導犬が補償対象に含まれていることが、盲導犬の希少性(貴重なこと)を示しており、損害の算定に考慮すべきだという協会側の主張に対して、運転手側は「(自賠責保険の補償対象なのは)車いすや装具と見なしたからで、希少性とは無関係」と主張。その上で「盲導犬の育成費用は事故によって生じた損害ではなく、因果関係はない。盲導犬は商品ととらえるのが自然で、慰謝料が発生するケースではない」と反論した。 訴状によると、2005年9月26日、静岡県吉田町の信号交差点で横断歩道を渡っていた熊沢尚さん(72)と盲導犬「サフィー」(当時6歳、ラブラドルレトリバー)が右折してきた大型トラックにはねられた。サフィーが熊沢さんをかばうような格好で衝突し死亡、熊沢さんは全治2カ月の重傷を負った。
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