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【社会】

恐喝未遂の少年を保護観察 神戸の高3自殺で

2008年2月27日 13時08分

 神戸市の私立高校で昨年7月自殺した3年の男子生徒=当時(18)=に、元同級生らが金を要求していた事件で、恐喝未遂の非行事実で最初に家裁送致された少年(18)の審判があり、神戸家裁は27日、保護観察処分とする決定をした。

 決定理由で三宅知三郎裁判官は「少年なりに事件を振り返る努力を重ねたが、引き続き反省する必要がある」と指摘。少年は昨年10月の審判で試験観察となっていた。

 決定などによると、少年はほかの少年らと共謀。自殺した生徒から現金を奪うため、携帯メールなどで脅迫した。

 兵庫県警は同校3年だった少年4人を逮捕。1人は中等少年院に送致、ほか2人は試験観察中となっている。4人は退学処分となった。

(共同)
 

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