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NY 対ユーロでドル最安値

26日のニューヨーク外国為替市場はこの日、アメリカの消費者心理に関する統計が大幅に悪化する一方、物価を示す統計が上昇したことから景気減速と物価の上昇が同時に進むいわゆる「スタグフレーション」に陥り、アメリカ経済が減速の度合いを深めているのではないかとの懸念が広がりました。市場では主要な通貨に対してドルを売る動きが強まり、夕方、ドルはユーロに対して1ユーロ・1.5ドルの大台を突破して1.5040近辺まで値下がりし、ユーロ導入以来の史上最安値を更新しました。また、円相場もドルを売って円を買う動きが強まり、1ドル・107円台前半まで円高ドル安が進んでいます。市場関係者は「景気減速と物価上昇が同時に起こるとFRB・連邦準備制度理事会が利下げをしづらくなるという懸念が広がり、景気の先行きに不透明感が強まった」と話しています。
もどる2月27日 8時59分
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