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舛添厚労相が血液製剤関連で対応問題視
厚生労働省が血液製剤フィブリノゲンを投与された人の症例資料を製薬会社が保管していることを2001年に知りながら患者に告知しなかった問題で、放置された患者の数は、急性症状のなかった3700人のほか、急性症状があった159人を加え、計3859人だったことが27日までに分かった。
舛添要一厚労相は同日、記者団に対し「(昨年10月に発覚した)418人のリスト放置問題と同じ繰り返しだ。統計データを取るような感覚でしかなかった」と述べ、当時の対応に問題があったとの認識を示した。
問題の資料は、フィブリノゲンを製造販売した旧ミドリ十字が1987~92年にかけて、投与患者の経過を半年にわたり追跡調査した結果を基に作成。肝炎発症の有無や患者のイニシャルや病院名、投与日時などが記されていた。
同社を引き継いだ三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)は01年、急性症状の有無と患者数のみを厚労省に報告。同省は患者への告知などを同社側に指示していなかった。
同省医薬食品局の中沢一隆総務課長は同日、民主党の会合で「資料そのものは厚労省に届いておらず、放置したとの認識はない」と強調した。
[2008年2月27日18時6分]
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