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「天ぷら油で走る」巡回バス 知床の玄関口で試験運行

2007年07月15日17時31分

 世界自然遺産・知床の玄関口、北海道斜里町ウトロで13日、環境に配慮して地元産のバイオディーゼル燃料(BDF)を使う巡回バスの試験運行が始まった。

写真BDFを使って走る巡回バス。車体に「天ぷら油で走行中」「知床の環境に優しく」などの表示も=北海道斜里町ウトロで

 レトロな外観の16人乗り。燃料は地元ホテルや飲食店などの食用廃油がもとだ。バス会社や燃料製造業者など地域が連携し、データを記録してBDF普及を図る。

 車体に「天ぷら油で走行中」の表示も。関係者は環境を主な議題として来年開かれる北海道洞爺湖サミットも意識。「知床モデルで環境のまちをアピールしたい」

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