<Health>
先日、国内線の飛行機内でドクターコールがあり、席を立った。長旅の国際線では呼び出される確率が高い。多くは脱水、低血圧、低血糖や精神的な原因からくる症状で簡単な処置で済む場合が多いが、中には命にかかわる病気もあるので油断はできない。最近では処置後のトラブルを恐れて名乗り出る医師も減ってきたようだ。私も処置をしたものの、後で苦情がないかと気になる。ドクターコールに安心して医師が名乗り出られるような法的整備も必要だろう。(大阪大学大学院医学系研究科保健学准教授・石蔵文信)
毎日新聞 2008年2月27日 大阪朝刊
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