今回のアメリカの大学での銃乱射事件だけれども、アメリカは銃社会だから発生したという意見を目にしたりする。
だがしかし、逆に誰もが銃の持ち方と使い方を知り、的確に扱える社会ならばこのような大量殺戮は発生しなかったのではないか? とかも思ったりする。
- キチガイが発砲する。
- キチガイの周囲の人間が自衛のために発砲する。
- キチガイが射殺され終了。
もしくはキチガイもこのような犯行を行う前に考えたかもしれない。いや、考えた結果もっと大それたことをするかもしれないけどさ。
で、日本では発生しないと安閑と構えている人もちょっと考えてみてほしい。拳銃ではなく包丁だったらどうだっただろうか。包丁を無差別に振り回す人間に対して逃げる以外に何が出来るだろうか。
先日、自宅のベランダに忍び込んできた不審者を自分でとっ捕まえたわけであるが、警察に相談しても「その場で逮捕してくれないと警察としても限界がありますねえ」とか心強い返事をもらったときには銃を持たせてほしいと思ったものだ。今の我々は犯罪に対して無力である。
警察力によって犯罪の発生は抑止できるかもしれないがキチガイの発生は防ぎようがない。我々はキチガイからの自衛の方法を得るべきではないだろうか?
もちろん、小口径で殺傷性の低いものにするべきだろうし、ホローポイント弾などはダメなんだろうけれども。
でも、そうなったらたぶんおいらは自分の頭を打ち抜くんだろうな。
とはいえ、実際にキチガイに遭遇したときに無力だと思いましたよ。ホント。市民が武装していれば33人なんて数にはならなかったと思いますし、真人間が武装することによってトラブルというのはある程度減るのではないかと思います。
まあ、指摘の通り何かあったときの破壊力たるやすごいものがあるのでしょうが。銃を隠し持つことを禁止したらどうかなとちょっと思いました。
自衛用の拳銃ならば、むしろ大口径でホロウポイントなどの弾頭のほうが良いです。
小口径では打撃力が小さいゆえに、相手の行動を止める為には致命部位(頭部や心臓)への射撃が必要ですし、その為には相当な訓練もしなければなりません。
ホロウポイントでは無い弾丸、つまりは貫通力の高いタマは、発射時に大きなエネルギーを有していても、標的にエネルギーを伝達する前に貫通してしまい、標的に充分な効果を与えられない可能性がありますし、貫通したタマが第三者を傷つける可能性もあります。
大口径、具体的には9mmルガー弾、38スペシャル以上の口径で、HPなら腕や脚に当たっただけでも相手の行動を止められるかもしれませんし、抗弾ベストの上からでもそれなりの効果を期待できます。
拳銃に用いられる小口径弾でも、22ウィンマグナムや22ホーネットのように強力なタマもありますが、この口径では対人用に有効な弾頭は一般的では無いので、避けるべきでしょう。
因みに、私は22口径の拳銃を所持していましたが、これはプリンキング用で、護身用には12ゲージのポンプガンを持ってました。
>銃を隠し持つことを禁止したらどうかな
アメリカでも禁止されていたと思います。
とある田舎町でコルトの自動拳銃を腰にぶら下げたおっさんがいましたが、本人は「隠し持ってる訳じゃないから問題無い」とか言ってました。
まぁ、ピックアップの後ろの窓のトコに、ライフルや散弾銃が掛かっているのが普通なところでしたが。
おう、フォローサンクスです。
うーんホローポイント弾ってダムダム弾みたいなのを想像していました。治安関係者以外はダメよみたいな。
別段そういうわけではないんですね。
ただ、護身用にどの程度の火気を持つべきかって考えることは日本人には難しいですね。
自分も「銃を持たせろ」と言う割には人に向けられるかは自信がないです。
人に向ける前に自分の頭を打ち抜くんじゃないかと思われ。こういう人に銃を持たせてはいけませんね。
ダムダム弾もホローポイントも似たようなものです。
要は変形しやすいタマで、標的の内部を広範囲で破壊する、貫通しづらくして全てのエネルギーを標的に叩き込むことを目的としています。
狩猟用のタマなんかは全てこの類ですね。
この手のタマは軍用としては禁止されていますが、最近の軍用弾は標的内部で軸線の傾いた回転、ちょうど止まりかけのコマのような、をするものがあり、これはダムダム弾並の威力と、抗弾ベストを貫く貫通力があります。
一例を挙げるとAK74があります。ソ連のアフガン侵攻の際、アフガンゲリラの遺体の損傷が激しくダムダム弾の疑いが持たれましたが、新型弾頭の上記したような効果の為でした。
>治安関係者以外はダメよみたいな
むしろ貫通力の高いアーマーピエンシング、テフロン加工弾が規制されていたと思います。
>護身用にどの程度の火気を持つべきかって考えることは日本人には難しいですね
今の所護身用の武器は必要ない(害のほうが大きい)とは思いますが、自分に武器を使用されることについては考慮しなければならないと思います。
ちょっとうるさくしただけで、鉄芯入りの竹刀で襲い掛かり、クルマを燃やす人もいるようですから。
>自分も「銃を持たせろ」と言う割には人に向けられるかは自信がないです
訓練とマインドセットが必要でしょうね。
「高価な武器を握った死体」と「過剰防衛で実刑」のどちらを選ぶか?は、武器を持つ事を決めた時点で判断しなければならないと思います。
銃に限った事では無く、他の武器や護身術もそうですが、技量が無い、あるいは技量があっても使えないなら、そういったものは害にしかなりません。
>人に向ける前に自分の頭を打ち抜くんじゃないか
銃による自殺を選ぶ人は手元にソレがあっただけで、銃が無ければ他の方法を見つけ出すのでは無いでしょうか?
しかし、銃は目に見え触れることが出来る「パワー」なので、持つ者の精神に与える影響もあるでしょうから、一概に「銃は悪くない」とも言えませんが。
尚、小口径では失敗することが多いので、やはり大口径のほうが良いですね。