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水着写真集「現役女子高生」＝写真＝でデビューしたため、卒業半年前に退学処分になったグラビアアイドルの小泉麻耶さん（１８）が、桐朋女子高校（東京都調布市）を運営する桐朋学園に処分の無効確認を求めて起こした訴訟の第１回口頭弁論が１４日、東京地裁八王子支部で行われた。同学園側は全面的に争う構え。
小泉さんはお嬢様学校として知られる桐朋女子に中学１年から通ってきたが、一昨年末、知人に芸能プロダクションを紹介され、昨年７月に初めての写真集を出した。
学校は９月に自宅謹慎を命じ、「在学中は活動をやめるか、退学するか決めてほしい」と通告。結局、小泉さんは卒業を半年後に控えた１０月１８日付で退学処分となった。現在は８８センチＧカップのグラビアアイドルとして活動している。
桐朋は本人の自主性を尊重する自由な校風で、全体的に校則に細かい規定は少ないが、学校は答弁書で「芸能活動の禁止は、毎年入学時に生徒、保護者に周知させてきた」としている。
小泉さんの退学処分については、「『在学中は芸能活動を厳に慎まなければならない』という指導方針に大きく逸脱する行為」と説明。小泉さん側は、生徒に交付される「学校生活の手引き」には芸能活動を禁止する項目はなく、こうした方針は事前に知らされていなかったと主張している。
ZAKZAK 2007/02/15