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ソニー・シャープ 共同生産へ

発表によりますと、「ソニー」は、「シャープ」が平成21年度の稼働を目指して大阪・堺市に建設を進めている、世界最大級の液晶パネル工場の運営会社に34%を出資することになり、3800億円に上る投資金額のうち、ソニーが1000億円以上を負担する見込みです。これにより、両社は共同でパネル生産を行い、ソニーとしては、韓国「サムスン電子」との合弁会社に続く新たなパネルの調達先を確保できる一方、シャープも投資の負担を軽くできる利点があります。両社は、液晶テレビ自体はこれまでどおり、それぞれのブランドで販売します。会見で、シャープの片山幹雄社長は「両社は世界市場ではライバルだが、2社でパネル生産を行うことで規模が拡大でき、コスト競争力が高まる」と述べました。液晶パネルの生産をめぐっては、「松下電器産業」も兵庫県姫路市に新工場を建設する計画で、国内メーカーは、すでに「東芝」とも提携しているシャープ陣営と、大きく2つに分かれて増産体制を整えることになります。
もどる2月26日 21時53分
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