阪神・北摂
看護師確保へ病院と短大が協定 三田
看護師不足対策として協定を結んだ竹内市長(右)と旭理事長=三田市役所 |
一部病棟閉鎖など看護師不足が深刻化する三田市民病院(同市けやき台)が二十六日、卒業後に同病院で勤めることを条件にした奨学金制度についての協定を、神戸常盤短大(神戸市長田区)と締結した。同短大は四月、四年制大学に移行し、同制度を活用した学生三人が看護学科に入学する予定。
協定内容は、三田市内の県立四高校に通う生徒が対象で、同短大での修学期間中、月額六万円を上限に最大四年間、奨学金を借りることができる。卒業後、同病院で奨学金を受けた年数働けば、返済する必要はない。入学試験は、推薦入学として受けることができる。
現在、同病院の看護師数は二百十二人で、定数には十八人足りない。昨年四月には一部病棟(四十八床)を閉鎖した。
同短大は二〇〇一年度から同病院で臨床実習を受けており、看護師不足の対応策として病院側が昨年十一月、協定を申し入れた。
この日は調印式が開かれ、竹内英昭市長や、同短大の学校法人玉田学園、旭次郎理事長らが出席。協定書にサインした。
旭理事長は「看護師の就職あっせんについて自治体と協定を結ぶのは初めて。地域医療の貢献になればいい」と話していた。(斉藤絵美)
(2/27 09:42)
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