「兵を養うこと千日、用いるは一朝にあり」
という名言があります。
裸の王様が大将では、国はいずれ滅びます。
軍師もいない、悪党もいない、いるのは“足軽”だけ・・・
国は時を待たずに崩れ去るだけです。
打つ手を知らず、ただやみくもに突き進むだけでは、
末路は惨状この上なしと言っても過言ではないと思います。
指導者たるもの、作文を伏し目がちに棒読みするのではなく、
顔を上げ、自分の言葉で、確信に満ちあふれ、明瞭、簡潔、
そして具体的に組織の将来を示すものではないでしょうか。
危機管理においては特に指導者の力量がすべてを左右します。
知識と経験のない、そして将来を具体的に示すことができない指導者を抱える
あらゆる組織に、一切の未来はありません。
『戦争論』の著者であるクラウゼヴィッツ将軍は、
「百頭の羊を率いたライオンは、羊が率いる百頭のライオンと戦って勝つ」
とその著書の中で明言している例がありますが、核心を得ていると思います。
私はいまは原石でも、優れた指導者たるに相応しい力量を持った尊敬に値する
人材の下で、もしくはその人材とともに「蛇よりも賢く、狐よりも狡猾に行動」し、
指導者を守り支え、“新興にしてもなお第一局的地位”を目指します。
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