日本建築の歴史の研究を中心に、集落・町並み保存や文化財建造物の調査研究をしています。時には海外に出かけて同様の調査研究も行います。研究には常に歴史・文化と現代との関連を考えることを重視し、教育もその方針で行っています。建築の創造には、それが我々の生活の中で果たす意味を知ることが不可欠です。建築史の研究もその重要な手段ともなるはずで、建築や都市の歴史の調査研究を通して、新たな建築や都市空間を日本の文化として創造できる能力の育成を目指し、また、文化財建造物の保護の研究により、新たな文化財活用学の創造を目指しています。
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