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試験点灯も無事にすんだので、フォグランプとしてまとめ上げます。
バーナーを止めるバネは、左右方向を微妙に広げました。台座は通常のバルブに比べ厚みがありますが、留める部分の加工は特になしで固定しました。
さて、つるしの状態だと防水リングの内側にヒューズが入るようになっています。これでソケットがついたキャップを閉めるのは、無理じゃないけど難しい・・・
なんとか防水性能を保ったまま、容積を稼いでヒューズを収める方法を考えないといけません。他の方の作業レポートなどを読むと、ケースを付けたり椅子の足に付けるゴムのパーツ(?)を加工したりと様々。
さてどうするか?とりあえず、丸いパーツケースは用意していましたが・・・ |
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ケースの加工するの、何か面倒だなぁ・・・他に方法ないかなぁ?と、しばし検討。
マニュアルを見ていたら「車両側コネクターがヘッドライト外にある場合は・・・配線を防水リングより外してご使用ください・・・」という記述を発見。(写真に写っているマニュアルの矢印あたりです。読めないけど(笑))
ん!?もしかして、これはヒューズを外に出してコネクタだけ中に残せばいいんだ!と気づきました。まずはマニュアルに従ってバラストとつなぐ端子を分解、ヒューズが付いている線だけを防水リングから取り外します。そのままバラストとの端子を元に戻し、車両側への平端子だけを頑張って防水リングを通します。 |
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端子だけなら簡単に通るのだけれど、水色の保護パーツとセットで通すのが大変でした。
でも何とか無事に貫通。これででかいヒューズを収める必要がなくなったので、このまま行けそうな感じです。 |
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元々ついていた防水キャップ(ソケットコンプリート)に穴を開けるのが何となく嫌だったので、スバルからパーツを取り寄せ。
あくまでアウトバックB型でのパーツNo.ですが、掲載しておきます。
部品コード:84931G
名称 :ソケット コンプリート、フォグライト フロント
部品番号 :84981AG060
1個1800円ほど。
そいつに、HIDキットに付属のホールソーでど真ん中に穴を開けます。(ど真ん中というのはポイントです!)
写真は内側から見たところですが、薄く白くなっているところは平端子ソケットを固定するための爪があったところ。邪魔なので、それも折ります。
ちなみに付属のホールソー、手持ちのハンドドリルのチャックに合いませんでした。仕方がないので、工具の貸し出しをやっているDIYショップへ行って電動ドリルを入手。電動ドリルを扱うのは初めてだったので、悪戦苦闘してしまいました(笑)
もう一つ、大変だったこと。コネクタがフォグランプ本体にはめ込んであり、非常に外れにくくなっています。内側の爪を精密ドライバなどで浮かせてやると抜けますが、やりすぎて爪を折らないよう注意が必要です。こちらも、ある方向から見ると爪に精密ドライバが突っ込める角度があるので、それを探してください! |
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穴を開けたキャップに防水リングを通し、中に残るケーブルを必要最小限に調整。
キットの平端子と車両側端子と接続して、慎重にキャップを閉めます。配線にストレスがかからないように注意が必要です。
バーナーの後ろ側が長いのですが、そこはうまく防水リングで逃げている感じになっています。
ここまでくれば、フォグランプ本体はほぼ完成。 |
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防水性を高めるために、お約束のシリコンシーラント(セメダイン8060、クリア)をつなぎ目部分に塗り付けました。 |
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ケーブルにあらかじめ用意しておいた配線チューブを取り付けて、ちょっと純正っぽくしてみました。あまり取り回しの融通は利かなくなるけれど、配線の保護という意味では役に立っていると思います。
これでランプそのものは完成です。
次はバラストの取り付けです。 |
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