おっかない先生が「こらっ！」と叱ればとりあえずは鎮まる男の子のいじめと違って、女性のいじめは陰湿で根が深く、手の付けようのないものがあります。
ま、女よりも女の腐ったような野郎のいじめは、もっと手に負えないんですけど。
悪名高い２ちゃんねるが魑魅魍魎の跳梁跋扈するおぞましいところだと噂には聞いてましたが、これ程とは思いませんでした。
先日、お人形者つながりで知り合った方がその２ちゃんねる（人形者向け）に「お人形と一緒に出掛けて屋外撮影をどんどんやろう。」という旨の事を書いたところ、「オマエのような厚顔無恥が公衆の面前で人目も憚らずそういう事（人形の屋外撮影）をしているから、人形に興味のある人全体が世間から変な目で見られるんだ。」と、非難が殺到。
私も、人形の屋外撮影をしている一人なので、とても他人事とは思えません。
実際、写真撮影をしていて、「ナニこの人？」という目で見られる事も確かにありますが、「あら、お人形、かわいい～」とか「手伝いましょうか？」と声を掛けてもらったりする事も多く、このブログにコメントを下さる方々も半数は人形にはあまり興味がない人で、それでも面白い写真だと評価して下さっているので、概ね大人の趣味として、市民権を得ていると思っていたのですが。
自分が絶対傷つかない距離から他人を容赦なく傷つけ、しかも集団の中に居ないとそれすら出来ず、自分が弱いものいじめをしてるという自覚も無しに、むしろ正しい事をしていると勘違いしている２ちゃんねるに、現代社会の病んだいじめの構造を見ました。
実際、この騒動で多くのお人形を扱っているブログやサイト、掲示板が休止や閉鎖に追い込まれたのだそうです。
お願いです。ほんの少しだけ気持ちを柔らかくして、自分が受け入れられないと思い込んでるものを受け入れようと思ってください。
そして思い出してください、一昔前まで世界中の人達から日本食は「魚を生で食べるなんて気持ち悪い。考えただけでゾッとする。」といわれていたのに、今では「美味しくてヘルシーなだけじゃなく、見た目にもキレイ。」と、世界中の食通を唸らせている事を。
「日本人は大人までがアニメを見ていて幼稚。」といわれていたのに、今では世界中に日本のアニメが発信されて、世界中の子供達を虜にしている事を。