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経済

中国製販売中止へ コープさっぽろ自主商品 ギョーザ事件を受け(02/26 07:06)

 コープさっぽろ(札幌)は二十五日、中国製ギョーザ中毒事件を受けて「コープ商品」として販売している日本生活協同組合連合会の自主開発商品のうち、中国製商品の販売を三月以降に中止することを明らかにした。大手メーカー製品についても、中国製のみならず国内製でも50%超の中国産原料を使用した商品の取扱品目を半減する。

 販売を中止するのは、中国工場で最終加工された冷凍食品や缶詰など二百六十五品目の「コープ商品」のうち、コープさっぽろが店舗で取り扱っている十五品目と、宅配で扱っている八十三品目。店舗では三月三日から、宅配では四月第一週の販売分から取りやめる。

 また、コープさっぽろは大手メーカー製品も合わせ中国製商品八百三十三品目を販売するが、六月末までに半減させる。さらに国内工場で最終加工した製品でも、主原料の半分を上回る中国産原料を使った商品の取り扱いの半減を目指す。

 中国製品の販売中止の代替措置として、コープさっぽろは道内に工場を持つ食品メーカーに対し、道内産原料を使用した商品開発を要請する考え。大見英明理事長は「消費者の不安を取り除くとともに食糧基地としての北海道の地位確立を後押ししたい」と話している。

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