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No698 [２月１８日＝兄やの日]

[2008年02月18日23時11分16秒]

投稿者：ぼの

今日はタイトル通りと言う事で。
風香「『２１８』ですから『にいや』と言う事ですね。」
亞里亞「おめでと～、兄や。」
ありがとう亞里亞（なでなで）
亞里亞「兄やにナデナデされると、ふわふわするの～」

レス。いきます。
＜６６０　エクスターさん＞
＞亞里亞「ねえじいや～。『百合展開』って、なあに？」
＞じいや「な！？あ、亞里亞さま・・・？」
風香「あれ？亞里亞様はどちらへ？」
…じいやさんに百合展開の事を聞きに行きましたよ。
風香「えーーーっ！！？」
じいや「風香さーーーん！！！（怒）」
風香「いやーーーっ！！？（逃）」
・・・じいやさん。ある意味丁度良かったです。
じいや「何ですか？（怒）」
どうやってここに来たのかは分からないけど。お客様が…。
あさひ「ばぶ♪」

じいや「！！！？！？！！！？！？！？（///□///）」

＜６６８　デロリス兄や＞
レス。読みました～。

レスは。ここまで。

今年のバレンタインデー。祖母からチョコが送られてきました。
今年の正月休み中。事情があって行けなかったので。必ずお返ししなくては…。

ベビプリの投票が１４日に終わってしまい。間に合わなかった…。と思ってたら。１５日午前１時が２時ぐらいにも投票できました。（ちなみに。あさひに投票。理由は聞かないで下さい。）
これって有効なんでしょうか？

No696 [Valkano星人の証明　～その２１３～]

[2008年02月18日19時22分04秒]

投稿者：デロリス兄や

風香：最近のＤ兄やさまには困ったものです。身近な知人が雪害におあいになられてないだけでご安心召されるとは。●６３９ぼの兄やさま、不束なＤ兄やさまをお許し下さいまし。
Ｄ：誰がふつつかなのだ、はぁ。
双樹：●６４７ＭｏＹｏさんへの助言を忘れました。訓練しないと人間の脳は満９歳から衰え始める症例を心療内科で目の当たりにしました。
沙羅：そうだな、●６５０宇宙華静くんの地元に関係のある話だが、Ｄくんはかかりつけの歯科医の先生が武見太郎先生の直弟子であることを過去十六年に亘って知らなかった。納得の行くまで質問しないからこうなるのさ。
白雪：●６４１ナイト＝カンファーにいさま、精神安定剤のことですの。効きすぎなら軽いものにしてもらうのがいいですの。どんなに良心的なお医者様でもいわなければ、効きにくい体質の人に合わせた処方をするですの。

鞠絵：●６３３・６４９御児勇馬兄上様、皆様のお誕生日の詳細データをありがとうございます。
鈴凛：●６４２ヨッシー１アニキ、毎月お祝いをありがとネ。最近のＤアニキは生存権に関する紹介が少ないけれど見逃してやってネ。
眞深：●６４０・６５５バンあんちゃんのピンチの連続の時は皆と思いは同じなのだ。

玉青：●６３０しりかげるさん、ゲームの移植が正常にいかないと精神衛生に悪いですよね。
渚砂：●６１６葉月可夏さん、マリロワのテレカ当選おめでとう。でもワタシが本命でないのがちょっぴり淋しいな。
衛：●６８６あきたくみあにぃ、様々なゲーム征服おめでとう。バルサミコ酢でも飲むだけではダメだよ。並存して柔軟体操をしないと体は柔らかくならないからさ。好きな野菜料理をとるともっといいよ。
恋太郎：トリはオレが務めるのだ。

No695 [Valkano星人の証明　～その２１２～]

[2008年02月18日18時21分36秒]

投稿者：デロリス兄や

亞里亞：千影ちゃん、Ｄ兄やの星同一性障害を治す特効薬はないの？
千影：「自らに示された事実に誠実であれ」というしかないな……性同一性障害の方なら……過去世数世を遡れば……解決と昇華が可能なのだが……

航：遅れてるＤにいさんの代わりにレス返ししなくちゃいけないよ。
咲耶：航お兄様、私たちに任せて。●６１９・６２０・６２１・６３８・６５１・６５３・６５４・６５７・６６３・６７１・６７２・６７３リフレックスお兄様のＳＳは読んでいて安全だから楽しみなのよね。
四葉：でもＤ兄チャマは、２００６年２月１２日の「りすこみ」のパンフを未だにオークションで一度も発見すらしていないのデス。兄チャマたち姉チャマたちが熱心だから四葉は良いところだけ見習うのデス。●６２９・６４３・６６０・６６１・６８２・６８７エクスター兄チャマの「球道精神」で四葉も高められるのデス。

可憐：でも、Ｄお兄ちゃんは現実の人物との対話法でしか話が作れない欠点があります。身近に住んでいて気を許せる友人や知人の皆様が翔ぶ、いいえ、豚だ存在だからです。●６２６・６３５・６５２・６６６・６８４・６８５ブラザートムＳＡＮお兄ちゃんが、どうやって架空の人物を創作できるのかが不思議でしかならないそうです。
雛子：それならね、●６４５・６４８・６５９・６６９・６７６・６７８・６７９・６８０・６８１月島直人おにいたまはキリスト教的不思議遊戯なんだよ、くししし。

Ｄ：待てい！この流れからすると、おでは脂肪遊戯かよ・・・・。
三浦：Ｄ兄さん、たとえそうでも気を落としてはいけません。歴史に学びましょう。
春歌：●６２５・６４４・６４６・６５６・６６２・６８３野分晩十郎兄君さまを加えて、公式掲示板の「ドイチェベレ風五大国」といっても宜しいですわね。
じいや：前半はよろしい様子ですわね。
Ｄ：ちっとも、良くなーいッ！！

No687 [決着の時はそれほど遠くない・・・と思う（汗）]

[2008年02月16日22時54分09秒]

投稿者：エクスター

どうも、エクスターです。

さて、先日にSS第56話を書き込みました。試合の決着の瞬間は確実に近づいていますが・・・
以前書いた『目安は全60話』というのはたぶん超えると思います（汗）第57話は近いうちに書き込みたいと思います。また、SSの最後のほうは連投をするかもしれません。

ではレスへ
●ブラザートムSANさん
後志神威さん、初めまして。エクスターと申します。これからよろしくお願いします。
そして、SSの感想ありがとうございます！第56話は今まで以上に『勢いだけで書いた』という感じが強いです（汗）上記の通り、試合の決着は着実に近づいています・・・。一体どのような結末が待っているのか・・・楽しみにしていてください。

●デロリスさん
＞SSの連投
お褒めの言葉、ありがとうございます。そういって頂けるととてもうれしいです。連投は・・・とりあえず、上記の通りSSの最後のほうは連投することになると思われます。SSが全部で何話になるかわかりませんが（苦笑）続きも楽しみにしていてください。

●リフレックスさん
＞SS第五幕・第六幕
奥義・転魔四神之法・・・これは、すごいですね！このような技・戦い方・・・想像もつきませんでした。こんな奥が深い戦い方をするとは・・・。しかし、その奥義にひれ伏すことなく、協力してそれを破るとは・・・ミコレンジャーもすごい・・・！このすごい戦いはどうなっていくのか・・・続きが非常に気になります。

●月島直人さん
＞バレンタインSS
なんというか・・・感動したとしか言えません。心にジーンときましたよ。2人は来年どのようなバレンタインを過ごすのか・・・今から気になってしまいましたよ（苦笑）アリスさんが来年作るチョコは・・・味や形だけでなく、込めた思いも今年のチョコより良いものになるといいですね。

●アキタクミさん
＞バルサミコ酢
バルサミコ酢料理ですか・・・。私は食べたことがないので、私も買ってきて白雪に頼んで作ってもらおうかな？そして花穂は・・・確かに、どんどんどっかのキャラに近づいていますね（^^;）
＞鷲宮神社
神社の前にある大酉茶屋ですか、アドバイスありがとうございます。いつ頃行けるかはわかりませんが、それまでは『らき☆すた～陵桜学園桜藤祭～』をやって気分を高めておこうと思います。やる時間がなくてまだほとんど進んでないんですよ～・・・（泣）

レス終了
今回はこの辺で、またお会いしましょう。

No686 [期待したいのは、やはりハルヒ!（自信満々）]

[2008年02月16日21時22分58秒]

投稿者：アキタクミ

衛「やっほー、衛だよ。」
アキタクミです。つい最近になって私バルサミコ酢を買ってきました。
衛「ば、バルサミコ酢って、あのバルサミコ酢?」
そう。でも私はあまり使わないもんで、今月誕生月の姫にあげました。
衛「で、その後どうなったの?」
いやー、あの後バルサミコ酢を使った料理を食べさせられまして、今困ってます。（^^;）
衛「たしか花穂ちゃんも一緒だったような…。」
なんて言って、食べてたの?
衛「いやそれがね、変わったしゃべり方で食べたってさ。」
花穂「『あはは、バルサミコ酢ー♪』（^^）」
…それ、変わりすぎですし、どっかのキャラになってません?（^^;）
衛「バルサミコ酢だからな。…今度また買ってきてよ。花穂ちゃん、気に入ったみたいだってさ。」
…やれやれ…。（--;）

衛「レスが来てるよ。」
はいな。

☆630　しりかげるさん
＞やっと、『らき☆すた～陵桜学園桜藤祭～』が終わりました。
＞発売して間もないですが続編希望！(笑)
おやおや、もう終わりましたか。こうなれば確かに続編希望も間違いないでしょう。（現時点ではアニメ2期に集中を！）

◇鷲宮神社
そうです！あのらき☆すたの舞台に行ってきました。
一度足を運んでみてください。特に神社の前にある大酉茶屋には、いかにもらき☆すたらしいメニューが!（^-^）ｖ
（理想のオススメは『（柊姉妹の）双子えび天』!）

◇ハルヒ（戸惑)
＞楽しみは最後にとっておくって事で
うーん、そうですか。私、やっておくゲームもアレしかないんで今じゃ団員全員、速いペースでゲーム作業を進めていますよ。
（現在プレイ4回目）

＞ゲーム誌などを見るとけっこう色々なゲームが出来るみたいですね
最近ではSOS団の双六、カードゲーム、ミスキャストRPG（^^;）と多くなってきています。
いち早く遊んでいただけるよう、気長に待ってますからね。（＾＾）
ちなみにうちのは、SFもの、カードゲームも加えてます。どんどん増やしていきますよ。（^^）ノシ

☆629　エクスターさん
＞鷲宮神社
しりかげるさんのレス通りのお勧めはもちのロンロンで、私も今度また足を運んでみようと思います。今度は4月ごろかな?
この月なら、花見ができるのはもちろん、フラッペの屋台も出回るんじゃないかと思います。特にブルーハワイ味の注文殺到も…。（^^;）

☆614　デロリス兄やさん
＞（鷲宮神社）衛：近場に燃えれる聖地があるのはいいよねっ。
まあ、渋谷から行っても一時間半弱に行かれる程度で。（^^;）時間をかけて行った分、価値は十分ありますよ。

衛「それじゃみんな、またね。」
ではまた。

No685 [ラブリーカムイ・聖なるゴッドカシオペア]

[2008年02月16日10時59分21秒]

投稿者：後志神威

★どうも。ブラザートムSANです。

今回はラブリーファイブの８人目・後志神威君の自己紹介をしましょう。

～聖なるゴッドカシオペア～
名前：後志神威（しりべし・かむい）
誕生日など：３月２０日生まれ。うお座のＡＢ型・おやゆび姫タイプ
出身地：北海道　名前の由来：北海道の神威岬とその所在地である後志支庁
身長：１６９cm　細身の体型　自分の呼び方：僕　
実は両利きらしいが、日常生活では右利き。
現在、こよみ学園在学中（隼人とは面識あり。もちろんハピレスの先生方も）
好きなもの：人の笑顔を見る事、星を見る事、旅
苦手なもの：不条理な出来事、暑さ、孤独
座右の銘：「友情と絆は愛への蕾」
ラブリーファイブでは：ラブリーカムイに変身　未知なる力を使える

寸評：彼の名前は記念すべき私が初めて買ったギャルゲーでの主人公の名前。神威という響き、確かにいいですな。昔は国鉄の急行にも使われ、今では新型特急・スーパーカムイとして活躍中。
神威の常套句である”聖なるゴッドカシオペア”とは、
北海道の寝台特急・カシオペアの神々しさからとったもの。
更には脳内妄想勇者ロボットとしてゴッドカシオペアを誕生させている。

別設定として、神威はその名の通りアイヌの神格的な意味合いを示し、彼もそんな神の１人であったが、彼は非業の死を遂げてしまう。が、愛と絆を司る北の守護精霊であるゴッドカシオペアの力によって現世に人間として転生した…（この時、アイヌ時代の記憶は転生への引き換えとして浄化されてしまった）
転生した後、北海道にいた神威は旅行で訪れていたブラザートムSANと意気投合。彼の紹介で神威は枕崎隼人の通っていた施設に引き取られて隼人やみなづき、はづきたちと出会う。そして、べビプリ１９人姉妹の母親と運命的な出会いを果たす。どうやら転生の行先は彼にとって新たなる愛を紡ぎだす事になった…。その純粋無垢な性格で多くの人を惹きつける。

神威＝アイヌのカムイである事はブラザートムSANと霊感や”何か”が見える霙や吹雪、観月、千影にやよい先生あたりが見抜いているがコレは秘密事項である。
ちなみにブラザートムSANの事を「兄妹の絆を司る北斗の精霊・ホクトセイバー」と信じて疑わないらしい…（これも勇者ロボットネタより）もの凄く波長が合うようで…私からたくさんの鉄道知識を吸収し、麗へ提供しているらしい。まあ、彼の行く末はベピプリやこれまでの作品で成長させていきますので、気長に見守って下さい。

★神威「遂に僕のプロフィールが…」
「さて、私を含めたラブリーファイブとの絡みもあるし…色々と楽しんでいこうね」
神威「うん！こちらこそよろしく」
今回はコレで。

No684 [バレンタインが終わって…]

[2008年02月16日09時44分09秒]

投稿者：ブラザートムSAN＆後志神威

★どうも。ブラザートムSANです。

神威「”聖なるゴッドカシオペア”後志神威です」
「遂に８人目のラブリーファイブの登場。それも僕の大切な友…」
神威「うん…僕も嬉しいよ。Ｓｔ，バレンタインの日に僕が…次回以降に僕の自己紹介をしましょう」
「でも、１４日のバレンタインデー…神威君のべビプリへのブログコメントは凄まじかった…」
神威「うん…朝の７：３０～最後は海晴姉さんの２３：３０まで…全員分のコメントを返したからね…でも、あんな風なバレンタインパーティー…本当に初めてだったから。僕も本当に嬉しかった。最後は…」
「…海晴さんへのコメントによれば…ふーん…最後は涙で…」
神威「わーっ！！言わないで・言わないで！恥かしいよぅ…」

★れすぽんす
●バンさん（№655）
節分・その後＞爆散した私に解剖の手が…ウニョウニョ…
鈴凛「アメーバ状になったアニキを徹底解剖」
きさらぎママ「ですが…直ぐに…復活します…恐るべき…復元能力」
「ブラザートムSAN・復活！まったく…あの豆まきはビックリ…って…」
今度は強力水鉄砲の応酬に…　四葉「また砕けちゃったデス」
こうして、復活と爆散を繰り返し…先が持たん…

●月島直人さん（№681）
まずは西部劇ＳＳのご感想ありがとうございます。アストラエラ勢も加わり盛り上がりましたが、やっぱりヤマトの存在がご好評だったようで…
あとは鞠絵と勝太の愛情劇…見事に演じ切れました。
バレンタインＳＳ＞大和「感動した！立派なチョコじゃないか。オレのところもココや守璃たちのチョコをもらったが…まあ、味や形はどうあれハートがタップリだったから」
勝太「キラちゃん、ユラちゃんらしい言葉だったね…僕も２人からもらって…毎年腕が上がっている２人に脱帽です」
飛鳥「乙女心に響く良作でした。アリスさんのバレンタインは今回が原点。来年はもっと素晴らしいチョコを作ってくれるでしょう。あの涙…アリスさんの本当の純心なのでしょう」

●エクスターさん（№682）　卓球ＳＳ＞勝太「コレは面白い展開になってきたね。四葉ちゃんの勝利への思い…しかと見届けさせてもらうよ」
「ホッシーもたくさんの修羅場を経て今があるんだ」
勝太「まあ、努力しないと絶対に勝てない事は身を持って理解しているからね。絶望の先には…先が楽しみです」

●リフレックスさん（№671）　神威「明石光輝さん、べビプリでもお見かけしていますが改めて…後志神威です。縁あって１９人姉妹の一員となったわけで…これからもお互い、みんなの愛情で育っていきましょう…」
ミコレンジャー＞勝太「あの仮面の男…プロフェッサーの立場なら是非とも配下にしてトム・ブラザーと戦わせたかった。中国の四聖獣を取り入れた戦法…僕のビクトリーオーラ＋剣術と実力伯仲の雰囲気。思わず客席から身を乗り出してしまった」
鞠絵「わたくしはマリエ・ローズからの立場で。やよい先生の霊術、ホンモノのお力を見させて頂きますね」

★今回はコレで。
神威「”聖なるゴッドカシオペア”より…送信します」

No683 [バンアレン帯なら。（逝）]

[2008年02月16日00時03分07秒]

投稿者：野分晩十郎

二次元に愛を、三次元に夢を…。野分晩十郎です。

１４日、べびプリ・バレンタインカードは届きませんでした。。。
暴れてこい、神人。閉鎖いらんぞ。（笑）
～＋～　～＋～　～＋～

↓Ｇ’ｓ３月号ネタバレ
今月のＡ．Ｉ．ＬｏｖｅＹｏｕ！、第５回読参ゲーム投票は、
Ｃｈｏｉｃｅ１：ユズ／Ｃｈｏｉｃｅ２：Ａ．保育園
Ｃｈｏｉｃｅ３：守璃５・音夢２・さくら１・ユズ６　…で、いきました。
このふたりなら、子供の相手はバッチリでしょう。

頼りなげで、情緒豊かなＲＵＮＡと、率直で一本気、無愛想に見えて優しいユズ。
今月も一緒だけど、なんとなく相性いいような気がしてます。
～＋～　～＋～　～＋～

◆671:リフレックスさん
観月ちゃん、好きな属性だらけなのですが…謎めき年長系に奔りました（＾＾；
アノ口調で奇妙な話をしつつ、子供っぽく甘えてくるところとかも可愛いですね。
～＋～　～＋～　～＋～

ま、ヴィＴン持って美少女モノ買いに行くってのも
ハラショ～だゼってか処理してってヴぁ（笑）

ではまた。ユズ、シッポで一撃。
ユズ：はい、マスター。［書き込み］を、…ぱふ☆

No682 [SS第56話～限界の中で導き出した答え～]

[2008年02月15日23時16分51秒]

投稿者：エクスター

今、四葉の視界には壊れたチェキや絶望なんてない。あるのは台を挟んで立っている対戦相手である兄と、この試合の先にある勝利のみ。
『さあ、兄チャマ！ショウブはこれからデス！』
タオルで汗を拭いてサーブの構えをとる四葉の表情に、焦りの様子はみられない。そして兄も、四葉が構えをとったのを確認した後、落ち着いた様子でレシーブの体勢をとった。
「行きマス！！チェーーキサーーーーーーブ！！！」
四葉の声は今まで以上に大きく、力強さも増している。そしてそれに比例するように、四葉のプレイも今まで以上に磨きがかかっていた。

『8－6』

一度は1点差にまで追い上げられた四葉だが、冷静なプレイで落ち着いて点を取り、同点にすることを許さない。
『ぬ・・・』
先程の四葉のプレイの変化に戸惑っていた兄は、再び変化した四葉のプレイに更に戸惑いを覚えたが、それらはすぐに消えていった。なぜなら、先程の四葉からは明らかに焦りの色が窺えたが、今の四葉からはそんなものは微塵も感じられなかったからだ。
『四葉の中で一体何があったかはわからないけど・・・安心したよ。今の四葉は・・・力強さを感じるし、見ていてなんだか安心するよ。でも・・・こっちも負けてられない！』

『8－7』

兄もこれ以上離されまいと、ボールになんとか食らいついてポイントを奪った。
「はあ・・・はあ・・・」
身体的・精神的にギリギリで、しかも最終セットでリードされているというこの状況・・・。試合でこのような状況に追い込まれた時の緊張感やスリルは、そうそう味わえるものじゃない。久しぶり味わうこの独特の緊張感やスリルを・・・兄は噛み締めていた。
『こういう極限の状況だからこそ・・・焦っちゃいけないんだ。この状況に動揺することなく・・・冷静に・・・。』
追い込まれたからといって焦ってしまってはダメだということを、兄はもちろん理解している。昔、似たような状況で焦ってミスをして負けたことがあったから・・・。だからこそ、兄はこの状況をピンチとは捉えなかった。
『・・・いいねえ、この感じ・・・。嫌でも力が溢れてくるよ・・・！』
ピンチだからこそ・・・極限の状況だからこそ、兄の体には力がみなぎっていった。ピンチだと思っていたら心が縮んで精神的に負けてしまうと知っているから、兄はこの状況を楽しんでいるのだ。
『ふふ・・・この状況をこうやって楽しむ余裕があるということは・・・やっぱり私は、卓球が好きなのかな・・・？』
引退して試合の感覚を途中まで忘れていた兄がここまで余裕を持てるのも・・・卓球選手としての心が、まだ生きている証拠だ。たとえ全盛期より衰えているといっても・・・選手としてそれほど強くないといっても・・・今の兄は、立派な卓球選手だ。もちろん・・・四葉も・・・。

『しかしまあ・・・』
サーブの体勢を整えながら、兄は考えていた・・・。久しぶりに味わう、本気で卓球をできる楽しさと、極限の状況の緊張感とスリルを与えてくれる対戦相手が・・・他ならぬ大事な妹・・・四葉であるということを・・・。
『・・・楽しいな。というより、今まで気付かなかったけど・・・この試合が始まってから、本当にドキドキしてるんだ！』
「サッーーーーーーー！！！」
強烈な咆哮を放ちながら、それに負けず劣らずなサーブを兄は放った。自分の中で抑えられないドキドキを、ボールに込めたかのように・・・。

『9－7』

『それと、もう一つ気付いたことがある・・・。』
レシーブの構えをとりながら、兄は再び考えを巡らせていた。
『昔、私が自分自身を見失っていた時―――第25話・第26話参照―――・・・“自分がどんな状態であろうと自分であることに変わりはない”って、自分で納得してた。それはそれで正しいと思う。でも・・・。』
そして、兄は自分の目の前にいる四葉を―――そして妹達みんなを―――“観た”。
『本当の私は、妹達と共にある！妹達がいるから・・・私がいる！！兄妹の絆があるからこそ・・・私は私でいられるんだ！！』

厳しい状況でも・・・辛い状態でも・・・兄は本気で戦い続ける・・・。勝利を掴むために・・・自分が自分でいるために・・・妹達の『兄』であると胸を張っていられるように・・・過去に置いてきた“過ち”という名の忘れ物を取りにいくために・・・そして、自分と本気の勝負を望み、本気で挑んでくる四葉のために・・・兄は最後まで諦めずに戦い抜く。

～つづく～

No681 [バレンタインとは・・・菓子屋の陰謀だ!!（笑）]

[2008年02月15日22時40分48秒]

投稿者：月島直人

どうも、直人です。
結局時間内に帰れなくて夕飯にはありつけそうにないですね（苦笑）
予告していたバレンタインSS、どうにかこうにか書けましたんで発表します。
いやはや、タイトルにも書いたけど今回もダダ甘な・・・読み返すこっちが恥ずかしいです（笑）
実はアリスって、もともとは家事とかするために作られたものではないのです。当然昔はまっさらで何も出来ない状態だったんで、一つ一つトライ＆エラーをしながら覚えていったと言う設定です。
で、お菓子作りに関しては専ら直人の趣味で、全部直人一人で作ってしまうので今まで覚える機会がなかった、とお考え下さい。
あと、涙を流せるのは涙が人間のそれと同じ役割、すなわち眼球（カメラアイ）の保護と洗浄をしているからです。

他にも色々突っ込むべき所はあるでしょうが、それは実際に出てきてから、望む声が多ければネタバレ的な恒例の座談会をやって終えたいと思います。

最後に、前後編とか言いつつ結局五連投稿になったことをお詫びします。
では、今回はこの辺で・・・

No680 [SS完結。今回もダダ甘な展開でした（笑）]

[2008年02月15日22時24分56秒]

投稿者：月島直人

・・・何故か、滲んだ。

「な・・・何だ？　何か気に入らなかったのか？　怒ってるのか？」
そう言われて慌てて顔を覗き込んでくるマスター。その眼に映った私は・・・どうやら泣いているらしかった。
「違うんです・・・私・・・」
涙を流しながらも、私は首を振った。決して、怒ったわけでも、ましてや気に入らなかったわけでもない。
私を見るマスターの視線が、不意に下を向いた。その視線が、不意に強張る。
次の瞬間。
「・・・これは。」
手が、ポケットの中に入り込んでいた。
「・・・っ、駄目です!!」
慌てて止めようとするが、そのときには既に、ポケットの中身は白日の下に晒されている。
あの買い物の後に探してきた箱と包み、リボンで外見だけはそれらしくした、小さな箱を。
その箱に、「For my Master」とカードを挟んだ自分の迂闊さを呪いたくなる。
「えっと・・・これってもしかして・・・？」
マスターが当惑顔で問い掛けてくる。私はついに観念して、おずおずと口を開いた。
「その・・・マスターに、お渡ししようと思っていたのですけど・・・実は・・・」
それ以上は言葉にならない。沈黙した私を見て取ったか、マスターは「開けてみても？」と問い掛ける。私が頷くと、リボンを解いて箱を開けた。
その眼が見開かれる。その理由は、私には判るような気がした。
中に入っていたのは、星型の大きなチョコレート。ハート型も有ったのだが、さすがにその形にする気はなかった。何の変哲もない、ただ板チョコを溶かして型に流し、固めただけのもの。自分が事前に作ろうとしていたものに比べれば・・・そして、マスターから頂いたものに比べれば、いや比べることすらおこがましい一品だった。
まともにマスターの顔を見れず、視線を下げてしまう。このまま自分の感情や感覚がすべてフリーズしてくれないかと、薬袋もないことを願った。
そのまま、一生にも近いときが流れた気がして・・・自分の体内では、それが数秒のことだと理解できていたが・・・マスターの声を聞いた。
「アリス・・・」
私は意を決して、答えた。
「マスター・・・」
そのようなものをお渡しして、申し訳ありませんでした。
そう言おうとした私の台詞は、しかし音声になることはなかった。
「？？？！！！」
私の身体は、がっちりと腕に捕まえられていた。
・・・それが、自分が抱き締められたのだと気付くまでには数秒必要だった。
「ありがとう。嬉しいよ、アリス。」
そう言われるマスターの声が耳元で聞こえる。私はその抱擁を解くと、満面の笑顔を浮かべたマスターに問うた。
「あの・・・宜しいのですか？　このような出来で・・・」
そう言う私に、マスターはいともあっさりとこう言われた。
「アリスが作ってくれたんだろう？　思いが籠められた大切な物じゃないか。有難く頂くよ。」
そうおっしゃるマスターの顔が、また涙で滲んだ。
「ああもう、だから涙を拭いて。せっかくの記念日なんだから。」
そうおっしゃるマスターの表情は、何処までも優しかった。
その顔を見て、私は急に、自分の体内温度が上昇するのを感じていた。こんな風に優しくしていただいて、それで泣くなんて・・・
有体に言えば恥ずかしくなった私は、顔をそのままマスターの胸に埋めてみる。マスターは少し驚かれたようだったが、直に私の肩に手を回してくれた。その手の温もりを感じながら、私は、自分の思いを声に出す。テーブルの上においてあるチョコ・・・に書いた、自分のメッセージを思い出しながら。
「マスター・・・お願いがあるのですけれども・・・私、来年はもっと出来の良い物を差し上げたいのです。だから・・・」

私はその言葉を、記憶装置に刻みながら言った。
最後の言葉・・・刻んだ思いは、心の中で呟きながら。

「・・・今度私に、お菓子作りを・・・教えてください♪」

・・・『Dear my Master』・・・

No679 [SS中編その二。諸事情により後編を二分割。]

[2008年02月15日22時09分55秒]

投稿者：月島直人

「只今～」
マスターがお帰りになられたのは、夜も遅くなってからだった。
私は、作業が間一髪で終わったことに胸を撫で下ろしながらも、出迎えるために玄関口まで出る。戻ってきたマスターは、にこやかに笑いながら羽織ったスクールコートを脱がれた。
「遅くなって御免。ちょっと色々と長引いちゃってね。」
そう言われるマスターの身体からは、チョコレートの匂いが微かにしている。
「お帰りなさいませ、マスター。今夜はまたあちらに？」
「ああ、渚砂たちに今年も渡さないといけないからね。」
それだけを言われると、マスターはご自分の部屋へと上がっていかれた。
私はお風呂の加減を確かめる。湯加減に問題がないことを確認すると、そのままキッチンへと戻った。キッチンテーブルの上に乗った「それ」を手にとり、エプロンのポケットにしまいこむ。
そうしていると、階段から足音が響き、マスターがリビングに入ってこられた。
「マスター。お風呂、沸いておりますよ。」
「ん、そうか、ありがとう。後で入るとしよう。」
そう言われるマスターの表情は、いつもと変わらなかった。
「キラ様とユラ様から、チョコレートはお受け取りに？」
「ああ、受け取ったよ。帰る途中に家に招かれて、受け取ってきた。」
そう言われながら、マスターは綺麗にラッピングされた二つの包みを取り出す。いつもながら、結構な気合の入った物だった。
それを見ながら、私は自分の中に先程から響く声を聞いていた。
早く切り出せ、早く渡せ、という声を・・・

「実はだな・・・」
「あ、あの・・・」
マスターと私は同時に声を上げ・・・そして同時に黙り込んでしまう。
そして。
「アリス・・・何だ？」
「何でしょう、マスター？」
再び同時に声が上がった。私たちは再び黙りつつ、お互いに見詰め合ってしまう形になる。
「マスター、お先にどうぞ。」
「いや、アリスから先でいい。」
互いに譲り合って・・・そのまま時が過ぎる。
（早く、早く言ってしまおう・・・）
私が意を決して、口を開こうとしたそのときだ。

「・・・アリス、これを。」
その言葉とともに、目の前に差し出された、四角い包み。
これって・・・
私の顔に驚きが浮かんだのだろう。マスターは少し視線を外しながら言われた。
「ずっと、アリスにチョコをちゃんと渡したことなかったからな。キラとユラに話したら怒られてしまってね。ちゃんとした『家族』なんだから、渚砂ちゃん達と同じくチョコを渡してあげないと駄目、って。それで、キラとユラの家のキッチンを借りて作ってきたんだよ。」
そうおっしゃると、マスターはそのチョコを私の手に握らせた。
「今まで済まなかった。受け取って、もらえるかな？」
そう言って向けられた笑顔は、ただただ優しくて。
開けてみると、小さなガナッシュチョコレートが並んでいる。その出来栄えは、店で買ってきたと言っても信じられるだろう。無論、味の方も。
それを見る私の視界が・・・

「？？？　アリス?!」

No678 [SS、予定変更して中編。]

[2008年02月15日21時10分17秒]

投稿者：月島直人

時は過ぎて、2月13日の夜。
私、アリスは皇宮内に作られたキッチンの中にいた。
ここはもっぱらマスターがケーキなどを焼いたりするときに使っているもので、製菓用の道具が色々と取り揃えられている。凝り性のマスターのこと、そこらのケーキショップと競い合えるぐらいはあるだろう。
今、私の目の前に置かれているのはその中から選んできたものだ。
ボール。温度計。泡立て器。バット。片手鍋。その他諸々。さらに隣には、洋酒や生クリーム、カカオバター等、材料となるものが幾つも置かれていた。
そして、その中央に鎮座するのは、何の変哲もない板チョコ。つい多めに買ってしまったこともあり、ちょっとした山になっている。
まあ、使わなかった分はお茶の時間に少しずつ頂けば問題ないだろう。マスター自身、チョコレートの類はお好きであるようだし。
私はそれらを今一度見渡すと、髪を纏めているリボンを再び締め直し、作業に取り掛かった。既に作るものは決めて、目の前の壁に手順を貼り付けてある。昔料理を勉強していた頃、手順を覚えるためにとマスターが教えて下さったやり方だ。
今考えれば当時は何とも酷い料理ばかりを出していたと我ながら恥ずかしい。料理だけではなく、掃除や洗濯など家事全般において失敗続きだった当事の私に、怒るでもなく根気良く、一つ一つ教えて下さったマスターには、今更ながら幾ら感謝してもし足りない。
「・・・さて、はじめますか。」
私は一人呟くと、生クリームを手鍋に空け、コンロの火にかける。そしてその間に、チョコレートを刻み始めた。
あの頃に比べれば、私の腕とて大分上達した。
マスターに食べていただく以上、己の作れる最上のものを作らなければ。
そう思いながら、私は作業を続けていった・・・

・・・壁の時計が、朝の七時を告げた。
私は、何処か虚ろな感覚でそれを聞いている自分を認識していた。
（どうして、こんな事になってしまったのだろう？　どうして私は・・・）
「私は・・・君の喜ぶ顔が見たかっただけなんだ・・・それがどうしてこんな事に・・・」
何処かの本で読んだ台詞が頭に浮かび、その後半が口をついて出た。
何故か動きの悪い首を動かし、周囲を見渡す。
・・・一言でその状況を表現するなら、「惨状」だった。
あちらこちらに残骸が乱散する中、テーブルの上にはまだしもまともと思われる出来の品が数個乗っていた。だが、それがとても人に渡すことのできる物ではないことは、自分の味覚が告げていた。
今までマスターが作っていたのは、こんなにも難しいものだったのか。
今更ながらにマスターは凄いと思うが、このような状況で何を考えてもそれはたいした事にはならない。
重要なのは、完膚なきまでに自分の計画が失敗したということ。その事実を認識するのは苦かったが、逃げていてもどうしようもないので仕方がない。
少なくとも、一旦戻らねばならない。もうすぐマスターも起き出される時間なのだから。
私は身体を動かし、掛けていた椅子から立ち上がった。
テーブルを見ると、あれだけあった板チョコももう数枚を残すのみになっている。
ため息をつくと、私は片付けに取り掛かった。

その後、戻るとマスターは既に出られた後だった。
テーブルの上に置かれたブレックファースト一式と、書置きのメモ。
『少し用事が出来ているので早めに出る。朝食は作っておいたから必ず食べるように。仕事を手伝ってくれているのは有難いけど、無理はくれぐれもしないで下さいね。』
そのメモを畳んでポケットにしまうと、私は一人で手を合わせ、朝食に取り掛かった。

午後になって夕飯の支度をしている途中、調味料が切れていたので、私は買い物に出かけた。マスターは今日は遅くなるとの御連絡があったので少し遠くの店まで足を伸ばしてみる。それに、今日はあまりマスターと顔を併せたくはなかった。
そのスーパーに入ると、すぐの一角に大きなバレンタインコーナー。制服姿や私服姿など、様々な格好をした女性たちがあれこれと選んでいた。私は少し溜息をつくと、足早に通り過ぎる。
目的のものを籠に入れ、レジに向かおうとしたときだった。
「あれ・・・貴女確か・・・？」
その声に振り向けば、そこに居たのは髪の長い女性。身に着けている制服は時ノ沢・・・つまりはマスターの学校のものだ。その容貌から、データベースを検索する。彼女に関する情報は直に見つかった。
「綾野瀬・・・由香里様、ですよね。」
「へえ。覚えててくれたんだ。一度しか会ってないのに。確か・・・」
「アリス、と申します。」
「そうそう。御免なさいね。思い出せなくて。」
一度でもマスターから紹介を受ければ、即座に情報をデータベースに記録できる。私はそのまま「お気になさらず」と頭を下げた。
その時、由香里様の籠に入った物が目に止まる。それは・・・
「あ、これ？　・・・自分でも似合わないとは思うんだけどね。」
私の視線に気付いたのだろう。由香里様は苦笑しながら、籠の中の物・・・チョコレートを掲げてみせる。
「と言っても、私は料理とか得意なほうじゃないから、凝った物なんて出来ないんだけど。」
そう言った由香里様の顔は、ちょっと赤くなっていた。
「まぁ、一真ならそこら辺あんまり気にしないだろうし。大切なのは気持ちが篭ってるかどうかだ、とか言いそうだしね。」
私はその言葉にはっとなる。それは昔、失敗続きの私にマスターが言ったこと。

そのまま別れた後、私は複雑な気持ちのまま帰途についた。
途中で携帯が鳴る。取り出してみると、マスターからのメールだった。
『今日は夕飯を桜月家で頂くことになった。申し訳ないが、夕飯は必要ない。』

私はそのメールに、何故か、背中を押されたように感じていた・・・

No676 [バレンタインSS。前後編に分ける予定です。]

[2008年02月15日20時14分02秒]

投稿者：月島直人

どうも、直人です。昨日の宣言どおり、バレンタインSSを。
本当は最新型ということで真司＆香菜＆湊たちというマリロワメンバーでやりたかったのですが、どうもプロットが纏まらないということで結局サークル誌に載せる予定の物を採用させてもらうことにしました。
では、お付き合いください。

「・・・そー言えば、もうすぐですよね？」
皇宮において事務をこなしていた私に話しかけてきたサロメの声は、何処か悪戯っぽい空気を含んでいた。
「もうすぐ、とは？　もう少し判りやすく話しなさい、サロメ。」
私はスケジュールチェックの動作を行ったまま、会話に応じた。このくらいの作業なら、専心しなくてはならないというものでもない。会話のための処理能力には問題がなかった。
「アリス御姉様ったら。『あの日』まで後三日じゃないですか。」
その言葉に眉を顰めながら・・・曲りなりにも事実とは言え、その呼ばれ方には親しみとは別種の「何か」を感じてしまう・・・私は丁度画面表示されていたスケジュールを目で追った。今日は2月11日。そこから三日後というと・・・
「2月14日、ね。何かあったかしら？」
疑問を尋ねると、サロメは絶句したらしかった。さすが我が妹機だけあって、感情表現の幅は多彩らしい。
「お・・・御姉様・・・まさか2月14日がどんな日かご存じない、とか・・・？」
恐る恐るといった調子で尋ねてくるサロメに対して、その理由を少し脳内検索してみる。果たして、彼女の言いたいことが判った気がした。
「ひょっとしてバレンタインデーのことを言っているのかしら？」
「そう、それです!!　あー良かった、知らないって言われたらどうしようかと思いましたよ。」
そう露骨に安堵されるとこちらとしても困る。第一・・・
「その事なら既に認識していますよ。忘れたんですか？　マスターたちが贈り物を渡しあっていると言う事を。」
そう、昨年も、マスターは自宅のキッチンでチョコレート作りに励んでいらっしゃった。何でも渚砂様たちにお贈りするものであったとかで、スイート・ホワイト・ストロベリーの三色をそれぞれの学校に見立てられたらしい三色トリュフを御作りになっていた。ちなみに、私も当日には何個か頂いているが、味の方も美味だった。私の味覚も最近ではだいぶ鋭敏になってきているので、まず人に贈れば喜ばれるレベルであろうと推測できる。
そういうことだから、私もその日がどんな日かぐらいは判る。判らないのは・・・
「何故今、それを私に言うのです？　マスターがこの手の慣例をお忘れにならないことぐらい、貴女とて知っている筈ですが？」
そう、御家族を、そして御友人を大切になさっているマスターは、こういう時のプレゼントに関しては実にマメな方だ。曲りなりにもサロメとて、他の「七魔星」と同じくマスターの御傍近く仕える存在。人となりは十分に知っている筈なのだが・・・
そう聞き返すと、サロメは首を傾げながら言った。
「いえ・・・それは知っていますけど・・・なら何で、御姉様は何の準備もしてないんですか？　そろそろ材料とか確保に動かないと間に合わないんじゃ・・・？」
言っている意味が良く判らなかった。とその時、丁度スケジュールの分類が終了する。私は自分の机の前においてあったPC、そこに差してあったコードとコネクタを自分の手首から抜く。端子は中に引き込まれ、一瞬後には覆われて見えなくなった。そのまま手首を軽く回しながら、椅子を回してサロメに向き合う。
「言っている意味が良く判らないのだけど・・・？」
どうも認識に齟齬があるらしい。サロメにその辺りの認識を問うた。
・・・果たして、サロメはまたもや絶句したらしい。しばらくして、信じられないと言った様子でこう言った。
「・・・ひょっとして、渡さないんですか？」
「・・・何を？」
「・・・チョコレート」
「・・・誰に渡すって言うの？」
「・・・主様に。」
そこまで聞いてようやく、サロメが何を言いたかったのかは理解できた。
「私が渡してどうなるというの？　第一、私からマスターにお渡しする理由もないし。」
それを聞いたサロメは、「信じられない」といった表情で私の両肩を掴んだ。
「御姉様！　そこはあげるべきですって絶対!!　ああもうこの人はぁ!!」
前後にがくがく揺さぶりながらそう叫ぶ。
「そ、そんなにいろいろと言う事なの？　そんな、私が差し上げるなど・・・」
「主様だって男の人なんですよ?!　女性からバレンタインにチョコ貰って嬉しくない筈ないでしょうがぁぁ!!」
あまりに揺さぶられてバランサーがおかしくなってくる。このままだとまずいので強引に振り解いて止めた。
「とにかくです！　絶対に今年のバレンタインはチョコ作って、主様に渡す事!!　御姉様と私との約束です!!」
と、今度は強引に小指を絡められ、さらに思いっきり上下に揺さぶられる。
何が何やら判らないままに事態に流されようとしている。このままではいけない。そう判断して口を開こうとした時。
「ここにいたか、サロメ!!　まったく仕事もサボって何をしている!!」
部屋のドアが開くと、黒い僧衣を纏った一人の男が入ってきた。脇には、細い棒のような物を携えている。
「げっ、クアトロ?!　ちょっと待ちなさいよ、今大事な所なんだから!!」
「大事も何もあるか!!　それではアリス様、我等はこれにて失礼致します。」
そうクアトロは私に向かって言うと、一礼し、次の瞬間にはサロメを引き摺って行った。
「ほら、キリキリ歩け!!」
「離しなさいよ、もうっ!　・・・御姉様、さっきの約束、忘れないでくださいねぇっ!!」
そのままドアが閉じ、私は一人で取り残される。私はいささか毒気を抜かれたまま、何とはなしに視線を落とした。
PCの画面には、そのままになっていたスケジュール表があった。

・・・バレンタインまで、後3日・・・

No673 [第六幕　奥義、破する者達]

[2008年02月15日00時21分04秒]

投稿者：リフレックス

連投失礼します。リフレックスです。
「さて、転魔四神之法。皆様の御目にはどのように映られたでしょうか？
転じて魔と成る四神。
奥義と名付けられたこの法を如何にして破るか。
それを今からご覧頂きましょう……」

第六幕‘奥義、破する者達’

「礪波流奥義・天地四神之舞をあわせる……ですって？」
レッドが驚きの表情を作る。
「礪波流って、やよいさんの話だと一子相伝のはず、ですよね？」
ブルーも自信無さ気に、ポツリと呟く。
そう、やよいが修めている流派・礪波流は一子相伝。故に彼女以外にその奥義を知るものはいないはず、だった。
リフレックスは、構えを解かず、
「そう、それこそが過ち。人が作りし掟など容易く破することが出来る。さて、貴女が正統なる継承者なら、私は外道。我が使いしは裏礪波流、とでも呼ぼうか」
再び四股を踏む。ダン、とあたりに響き渡る音。また、理が書き換えられたのだろうか。

「あの構え、どうにかして突破できないのかよ……」
悔しそうに呟くイエロー、それに対してレッドは、
「普通の方法じゃ、無理ね。天地四神之舞は奥義。あらゆる攻撃に対処できる。ただし、物理的なものに限るけど」
冷静に、奥義について必要な情報を皆に伝える。
「では……理、大地の気の流れを換えたのはうづきさんの力を警戒して……でしょうね」
「おそらく。あの魔法、神通力までは流石に防げないもの。力を換える、故に転魔ってことかしら」
「でも、今のままでは……どうしようもありませんよ」
牽制のために矢を放ちながら、ブルーが言う。放たれた矢は東の方向へ逸れる。
「いえ……やよいさん」
ブラックがレッドの方を向き、
「あの構え……突破する方法、あります？」
問うた。レッドはしばし考え込み、
「……あるわ」
と答える。
「では……私と、うづきさんで、理を何とかしますので……あの構え、破ってください」
「ふぇ？うづき？」
「……はい」
戸惑うピンク。頷くブラック。その間にも牽制にと、イエロー、ブルーが攻撃を放ち、リフレックスの動きを封じていた。
「……うづきさんの力、それを使って……今度は、私が理を書き換えます」
イエローの拳が流され、返される。
「……気の流れによる有利不利が無くなれば……後は構えを突破する、だけです」
ブルーの矢が正面で止められた。
「分かった！うづき、やってみる」
頷くピンク。ブラックは安堵したように、ほぅと息をつくと、
「……では、意識を集中して……彼が作り出している気の流れを、感じ取ってください」
次いで、レッドの方を向き、
「私が……彼の理を書き換えたら、やよいさんは直ぐにあの構えを破ってください……おそらく、私達が止めていないと、彼はまた、理を書き換えます……なので、その暇を与えないように」
レッドは力強く頷くと刀の切っ先をリフレックスに向けた。ピンクも杖を構え、目を閉じ意識を集中させると、言霊を紡ぐ。
「天は転の理、魔の印にて歪められし律。地との境、そこに僅かな綻びを。流れゆく力、入り込みし邪悪な、念。綻びを起とし、解け、霧散せよ。そして、我らが意志、在りし日の正しき律、その想いを受け入れ給え。天よ、地よ……」

「いいよ……きーちゃん」
ピンクの呟き、と同時にイエローが距離をとり、ブルーもリフレックスから離れる。代わりにレッドが正面に立つ。
「……いきます」
ポン、と柏手を一つ。瞬間、周辺に流れていた雰囲気(照明ですよ)が変わる。

「む……我が理、破られた、か？だが、四神の構えまでは破れまい！」
と、リフレックス。だが、レッドは既に走り出している。
「いいえ！あなたの転魔四神之法、それは、今、破れる。狙うは一点！四神の中央！」
突っ込み、刀の切っ先を前に向けながら腰を思い切り捻り、突きの構え。
「転魔四神を破りし、奥義・黄龍！！」
突き込まれる切っ先。ハッとしたリフレックスは反応素早く、突きに合わせて下段から刃を走らせる。
「……くっ！四神を超える！？」
キィン！刃と刃が噛み合い、火花が散る。一瞬の拮抗、後に押されたのはリフレックスの方だった。
「……う、くはっ！」
「やった……」
レッドが呟く。だが、リフレックスは僅かに揺らぎはしたものの、何とか踏みとどまった。
「うっ……成る程、人の執念……反射の枷を貫く、か」

リフレックスは顔を天に向ける。そこには、月明りのみの、闇。
「今回も、奴は間に合わなかった、か。私の名に嵌められし枷。反射、ならば外れることは無い。反射するには光源が必要。ならばその光源、今度も彼の者の力、それに委ねよう」
切っ先をレッドの散華にあわせると。
「今度は我が転ずる番。護から破へ……貴女方を、倒す為に！」
一気に刃を弾いた！！

～第七幕へ続く～

No672 [第五幕　転魔四神之法]

[2008年02月15日00時01分18秒]

投稿者：リフレックス

どうも、リフレックスです。
「では、お待たせ致しましたかそうでないかは、皆様の感ずる時間、それによって決定いたします。
何度も言いますが、ワタクシの仕事は観せる、聞かせる、それだけで御座います。
前幕でついに相対することとなったミコレンジャー、リフレックス。その内容は……どうぞ皆様ご自身の御目で、ご確認を……」

第五幕‘転魔四神之法’

ついに再戦の火蓋が切って落とされた、ミコレンジャー対仮面の男・リフレックス。
以前、数の利を以ってしても苦戦した経験。それ故、ミコレンジャーは慎重にならざるを得ない。
「迂闊に飛び込んではダメ、少し、様子を見ましょう」
レッド(やよい)の提案に頷く一同。それを見てリフレックスは口元の歪みを大きくした。
「臆したか……だが、それでも貴女方は戦わなくてはならない。正義を名乗るならばな」
「く……アイツ、挑発してやがるな」
「さつきちゃん、落ち着いて」
「分かってるよ！」
今にも飛び出さんとする勢いのイエロー(さつき)を押さえるピンク(うづき)、その様子を見たリフレックスは、
「やはり、正義など、単なる言葉遊びにすぎん。己が信じるモノ、そんな信念などまやかしだ。貴女方には、私の絶望の宴に付き合っていただこうか……黒き翼と共に転魔の舞を舞え」
両腕を大きく広げた。漆黒のコートの裾が広がり、確かに黒い翼のように見える。
「はぁぁぁぁ……」
広げた腕が弧を描き、それに合わせて呼気を整える。腕が頂点と底点に達した時、腰を深く落とし、左腕を前に突き出し、右腕を腰に添えると、ダンと四股を踏み、
「転魔四神之法……」
と、呟いた。だが、それだけで何もしない。

「どうなってやがる……くそ、もう我慢できねえ」
「あ、さつきちゃん！」
「うぉりゃぁぁぁっ！」
真正面からリフレックスに突っ込むイエロー。一気に懐に、と見せかけ後ろに跳躍、鋭角に回りこんでリフレックスから見て東側から必殺の回し蹴りを叩き込む。
リフレックスは、ふ、と息を吐くと、
「青竜から白虎へ」
「何っ！」
蹴りの切っ先が触れた瞬間、そこを支点とし、イエローの体がリフレックスの周りを半周すると、勢いそのままに弾き飛ばされた。とは言え、流石に受身を取りダメージを回避する。
「何だ……今の？」
「今度は私が！」
ブルー(むつき)が腰に付けられている矢立から、抜刀の要領で矢を抜くと、背負った弓を構える、この間半秒。
正面から、
「この一矢は外しません！」
放った。リフレックスは動かない、完全に捉えた、か？
「玄武から朱雀へ」
「えぇっ！？」
矢が触れる瞬間、リフレックスが腕を振るうと軌道を変え、真後ろへと突き刺さった。
「まさか……次は私がっ！」
レッドが愛刀‘散華’を抜き放ち、正面から踊りかかる。リフレックスも同じく抜刀し、
「我が刀、銘は宵。一度振るえば後に残るは真の闇。玄武から玄武へ、転！」
ガキン、と火花が散り、その直後、レッドが弾き返された。だが、すぐに立ち上がり体勢を整える。
「これは……天地四神之舞？だけど、少し違う……」
「……仕方がありません……少し早いですが、切り札を……うづきさん、お願いします」
ブラック(きさらぎ)が何所からともなく出した魔法の杖をピンクに渡す。受け取ったピンクは頷くと、
「任せて！派手に行くよ――え～い！！」
杖を振るう。だが、何も起こらない。
「な、なんで！？前は確かに……」
えい、え～い、と何度も杖を振るうが、やはり何も起こらない。
「あの構え、確かに天地四神之舞、だけど……これは？」
レッドの呟きに、ブラックはあたりを見渡すと、
「この辺りの理が……書き換えられています」
と答えた。
「それってどういう意味？」
ピンクの疑問は尤もだ、理を書き換える、意味が分からない。
「簡単に言えば、土地においての有利不利……力の流れを変えたって事」
レッドが答える。そして、リフレックスも、
「如何にも。地の利、それは絶対でなくとも必要な因。在りしもの、その力を書き換え、そして鉄壁の防御を誇りし礪波流奥義・天地四神之舞をあわせる。これぞ我が奥義・転魔四神之法！」

No671 [バレンタイン]

[2008年02月14日23時40分45秒]

投稿者：リフレックス

こんばんは、リフレックスです。
今日はバレンタインデー。シスプリ１の原点であり、ついでに私のバイトも大急がしだった一日です(苦笑
昨今では、チョコ以外の物を贈ることも流行っているそうですね。バイト先で聞きました。
ちなみに、私は男ですが、それでもただ貰うのは悪い気がするので、同じくチョコを贈ってしまう変わり者です、家族限定ですが。これまた指摘されたことですがね(苦笑
光輝「べびプリでは、皆のブログ更新が凄まじい勢い。これも人の執念。さて、俺も何とかせねばな」
桜花「ストパニ、アストラエアの丘では毎年贈りあいです。義理あり本命ありと……さて、私が用意したものは、どちらでしょうね。自分でも、分かりません」

レスです　●デロリスさん
ＳＳ＞面白いと言っていただけると、本当嬉しいです(感涙　今回、いつも以上に私の趣味全開になっているので、いつも投稿前はかなり不安です(苦笑

●ブラザートムＳＡＮさん
後志神威さん始めまして。
光輝「後志神威さん、やはりあなただったか。聖なるゴッドカシオペア、その名乗りを聞いた時にもしや、とは思ったのだが。俺も同じくべびプリ担当。姓は明石、名は光輝。数多の時を駆け、真なる刻を探すもの。今はまだ傍観者、と言ったところか。敬語が苦手なので、不躾で申し訳ないが、これから、よろしくお願いしたい」

●野分晩十郎さん
べびプリ投票＞私は勿論一押し、十五女・観月ちゃんで投票しました。巫女さんだからか、惹かれるんですよね。家もそういったものに被れてるからか。暦等割合気にしますし。今日、ブログ開いたら、一発目に彼女が出たのも運命めいたものを感じました(苦笑

●エクスターさん
ＳＳ＞御感想、ありがとう御座います。
枕詞、即興だったので、私的趣味全開です(苦笑　オレ、参上！なんかは特に(苦笑　でもさつきママならありかと。
続きは、後程書き込みたいと思います。今度はタイトル間違えないように(苦笑
ラブ・シスプリ博＞こちらこそ、その節は大変お世話になりました。またお会いすることがありましたら、ご迷惑をおかけするとは思いますが、よろしくお願いします。

レス終了です。

「さてはて、バレンタインデーで盛り上がっているところ恐縮ですが、巫女さん戦隊　ミコレンジャー第五幕第六幕の方を開演したいかと思います。
バレンタイン……感じる気持ちは目に見えぬ幻なれど、確かなもの。それはある意味、前回タイトルといたしました予兆、と似通った所が無いわけでも御座いません。
第五幕。予告で申しました。転魔四神之法。さて、これが意味する所は？
作者、上手く演ずることが出来ますか甚だ不安ですが、参りたいと思います」

No669 [バレンタインですね、ということで。]

[2008年02月14日20時47分36秒]

投稿者：月島直人

どうも、直人です。
今日はバレンタインデー。ということで、ちょっとSSを考えて見ます。
また夜にでもUPできたらする予定なので。
まあ最低でも明日にはやります。

ちなみに今年は

キラ・ユラ→直人
渚砂・光莉・絆奈⇔直人
アリス・サロメ→直人・七魔星

イヴ→孝夫
L→秋伍

香菜・マリロワ八人→真司

光・可憐ら12名→光太

こんな所かな。
去年とあまり変わってませんが、これからも彼らをよろしくお願いします。

では最後にレス一件。

エクスターさん
感想をどうもありがとうございます。
今回書いてていきなり失敗しましたが、回収するつもりのない複線を投げてしまいました。
まあ、今回はちょっとした箸休めのような感じで見ていただけると幸いです。
次回はちゃんと直人たちメインで登場させますので。

レスは終了。ということで、いったん失礼します。

No668 [Latina Amerikano から届いた。]

[2008年02月14日20時10分04秒]

投稿者：デロリス兄や

まだ開封はしてない。レス返しも先送りになりますが、宜しくお願いします。

★リフレックスお兄様★ブラザートムＳＡＮお兄ちゃん★エクスター兄チャマだからこそ、一日何度の連続投稿でも面白いからこそ許されると感じています。次回を楽しみに致しております。

★宇宙華静お兄様、雪害に負けないで参加頑張って下さい。プリビア　武見太郎先生のヨガの方式は新潟県長岡市の土着体操を基準にしているそうです。
★御児勇馬様お久しぶりです、お体に気をつけて下さい。
★月島直人おにいたま、そのハードボイルドな内容はブラザートムＳＡＮお兄ちゃんと張り合っておられますので頑張ってください。
★ＭｏＹｏ様、私は筆記メモしても１０のうち一つは間違えますので気に病まないで下さい。
★野分晩十郎兄君さま、私は誕生日が誰とも重ならないので逆手にとって「パパラギ」とか「自然お産のすすめ」で行くことにします。（何をだ？）

★ヨッシー１アニキ様、お誕生日のお祝いありがとうございます。
★ナイト＝カンファーにいさま、お体を大切になさって下さい。
★バンあんちゃん、これからもコーヒー豆色のコントを楽しみにしています。
★ぼの兄やさま、南関東の異常気象は大変でしょうが負けないで下さい。
★しりかげるにいさま、最近のゲームは疲れますが、引っ掛け問題対応法に役にたつので、呼吸を落ち着けて対応されると面白いかも知れません。

★葉月可夏麻衣マイスター様、鋭い突っ込みをこれからもお願い致します。
★レーサー三笠謙二郎にーにー、またおいでくださいませ。

No666 [ラブリーバレンタインと…新たなる勇者？]

[2008年02月14日17時20分51秒]

投稿者：ブラザートムSAN

★どうも。ブラザートムSANです。

今日はＳｔ，バレンタインデー。我々ラブリーファイブも皆それぞれの１日を送っています。

・星川勝太：双恋とマリロワ担当なので、そっち方面からのチョコをもらう。
当然のように照れていましたが、今からホワイトデーのお返しに悩むビクトリースターであった…。ちなみに美宇さん、美久さんからももらったとか…
番外では西部劇ＳＳで散々世話になった鞠絵からも頂戴していた。

・枕崎隼人：順当に？ママ先生たちからチョコをもらう。が、そのもらい方はそれぞれの個性が発揮。さつきママとは競争、きさらぎママからは実験台…１番のハイライトは放課後の２人っきりの教室でむつきママから渡されたもの…
夜のパーティーはみなづきやはづき姉なども入り乱れる。

・琴平伊予：ル・リム変身部からチョコと新しいランニングウェアをもらう。千華留様からは改めて勧誘の勧めも…。でも、一番喜んだのはライバルであり良き友の衛からのチョコだった…らしい。

・西大寺大和：A．I．Love You！の８体からチョコをもらう。が、個性の塊の味で倒れそうになるもヤマトスピリッツで乗り切る（でも、みんなの愛情はデータ以上の味だった）こっそりと飛鳥からももらっていた…ココたちのチョコ作りに一役買っていたようだ。

・西大寺飛鳥：あの静馬様からもらっていた！西部劇ＳＳでの功労もこめて渡されたようだが、本人有頂天。いつもの冷静さも何処かへ…勉学に身の入らない１日だったようだ。他にも千代から手編みのマフラーを頂戴していた…

・丘珠千歳：聖歌隊のエースだけに登校時のチョコ攻勢には驚いた。下級生だけでなく上級生にも…更には光莉、夜々、蕾…天音様からも…生徒会調べでは天音に次ぐ数だったとかで…ラブリーファイブで最も数量が多かった。
それでも、ちゃんとバレンタインの聖歌を歌い上げたあたりは流石。

・ブラザートムSAN：ゲーム・シスプリ１の原点とでも言うべきイベント。故に再度プレイしてみる。もう７年前のゲームなのにその存在感は少しも色褪せていなかった…。みんなの作ったチョコ…それぞれに私への愛情がこもっていて…みんなの兄でよかった…そして、これからも…

★あの頃…新しく外国からやって来た妹・春歌、四葉、亞里亞…サプライズプレゼントだった…そして、時を越えて…ラブリーファイブの新しいメンバーをご紹介します。

神威「はじめまして。僕は後志神威（しりべし・かむい）です。既にベピプリでその名前を見かけている方もいらっしゃるかと思いますが、本格的に参加いたしますのでよろしくお願いします」
「彼は私が北海道旅行の時に知り合った友人。凄く気が合うというか…ものすごく純粋…そんな彼にはある”秘密”があった…この”秘密”を知っているのは、やよい先生と吹雪ちゃんと観月ちゃんと千影のみ…」
神威「うん…僕は”聖なるゴッドカシオペア”　愛と絆を司る北の守護精霊…」
「まあ、自己紹介はこれからにしましょう」
神威「うん。そうそう。べビプリのバレンタインカードが届いたよ。僕は海晴姉さんからのコース。本当に嬉しいよ…ありがとう…」

★今回はコレで。
神威「今日はべビプリのブログ更新が全員分になるのかも…度々お邪魔しています」

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