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gallery CLOVE HITCH のマスター日記
写真家兼ウェブギャラリー店主兼サラリーマン兼海人の日記帳
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2008年02月20日
適当な会社   [ 写真のこと ]
防水、頑丈で軽いコンパクトデジカメがあったら購入を検討しようかと、各メーカーサイトを当たってみた。
防水といっても、ダイビングで使うわけではなく、汗まみれになったり、雨が降っている中を持ち歩いても大丈夫という程度で、日常生活防水を少々上回っていればよいのである。
結論としては、本当のコンパクトサイズを造っているのはオリンパスとペンタックスだけで、ペンタの方は落下衝撃対応でない。つまるところ、残ったのはオリンパスだけである。
しかし、
この会社はどんな製品開発をしているのだろうか。
ほとんど変わらない性能の製品を、ほんの数か月おきに発売し、しかもそれらが併売されている。2年前の製品と、ほとんど変化がない。
この変化をユーザーはどう捉えているのだろうか。
防水のきく水深が3m〜5m〜10mになったところで、使用上何が違うというのだろうか。ダイバーはそのままでは絶対使えないし。おまけに、対応深度が深くなる一方かというと、逆行することもある。
落下衝撃対応が1.5mから2mへ。この50cmの意味は?
普通の人は、カメラなんて一台あればよいわけで、悩んだ挙句に買ったカメラがほんの数か月でモデルチェンジなんて、さぞや呆れていることであろう。まあ、モデルチェンジの内容があまりにもお粗末なので、機能落ちしたという感じはないかもしれない。
しかも、今時、バッテリーの充電に5時間かかり、しかも一日撮り続けられない(枚数にもよるが)らしい。
自分が普段使っている一眼レフのバッテリーとはあまりに違う。もっともバッテリーの仕様自体が根本的に違うのではあるが。
こんな商売が成り立つなんて、不思議だ。
あ、そうか、デザイン勝負なんだな、きっと!
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2008年02月19日
満身創痍   [ つれづれ ]
18歳の日本人がATPツアーで優勝して話題になっている。
日本人のテニスプレーヤーと言えば、現在はスポーツキャスターになっている某氏をはじめ、力任せにストロークを続ける人ばかりで、テニスセンスが感じられなかった。「これでは体力的に勝る欧米人に勝てるわけがない」と常々思っていた。伊達公子が唯一例外で、カウンターショットを多用するといった独特の展開パターンを確立していた。
この新鋭君がどのようなプレーをするのかまだ見たことがないが、同胞として、マッケンローやサンプラスのような、他の人が真似できないようなクレバーなプレーヤーであって欲しいと思う。試合を見ていて「次は何をするんだろう?」とか「どうやってネットをとるんだろう」と、わくわくさせるようなプレーヤーを久しく見ていない。
愚生も10年以上テニスを続けたが、ひじを痛めて止めてしまった。それ以来、体重の増加に苦しんでいる。昨年、ボクシングジムに通い始め、ミット打ちやサンドバックを叩いていたら、ひじ痛が再発してしまった。それに加え、ハードコートをホームコートにしていたため、足底筋が硬くなってしまい、足裏痛が続いている。
もう満身創痍状態である。
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2008年02月17日
埃っぽい   [ 写真のこと ]
なにやらフィルムスキャン中に埃が写りこむ日だなと思っていたら、自分が来ているセーターの繊維が埃になっていることがわかった。
いつもは室内ではトレーナーなので気がつかなかった。
ということで、自分の持っているセーターを総点検してみた。黒紙を敷いて、その上でセーターを擦って、気長に繊維が落ち来るのを待ってみたのである。その結果、埃が出やすいのと、そうでないのがあることがわかった。そして、埃が出やすいのは、ユ○○ロ製である。
値段の高いのは、表面がガサガサしてないし、埃の発生量が少ない。
やはりお値段なりということです。
教訓:精密機械を扱うときはセーターを着用してはいけない。
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2008年02月14日
メインイメージ   [ 写真のこと ]
展示作品を決める際に「メインイメージ(案内状に使うような、その展示の中心的役割を果たすイメージ)が決められない」という人がよくいる。
愚生の場合には、そのようなことはまずない。あるカットを撮った瞬間に「今回はこのショットだ!!!!!」と思ってしまう方である。なので、そのカットがピンボケだったりしたら大ショックである。
思い込みが甚だしいのはよろしくないが、自分が考える方向性がはっきりしないのに、なんで展示しようなどと思うのだろうか。
おそらく、メインイメージに迷うということは、展示全体の意味をはじめから考えておらず、後付けしようとしているからではないか。
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2008年02月11日
手作業の意味   [ 写真のこと ]
スキャンついでに、昨夏のイスタンブールとサントリーニの写真もスキャンを開始した。まずはサントリーニ分から。
当時のことを色々と思い出して楽しい。
膨大な点数があるが、このまま埋もれさせてしまうのはもったいない。何か発表の機会を作りたいものだ。
ところで、スキャン→レタッチ→出力を続けていて思ったのだが、この作業は、自分の作品を省みる、作品の意味を再考する、並べる際の構成を考える、などの点でかなり重要であるということである。
デジタルで撮って、PCの画面でレビューしたり、ザザッと出力して並べてみるだけでは思い至らない点が多々ある。
そういえば、仕事で報告書をまとめる時も、他人にデータ作成やグラフ化を依頼するよりも、自分で手を下した方が、作業の過程で色々なことを考えるので、より深いところまで突っ込めるようになるのである。
やはり人間の脳は手作業と結びついているようである。自分だけか?
やはりデジタル良し悪しである。
デジカメで撮ったら、レタッチを時間をかけてしっかりやることが重要であろう。
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2008年02月09日
イメージの変化   [ 写真のこと ]
展示用の出力を師匠に見せる。
何点か指摘があったものの「これで決める」ように指示が。
ん〜、うまくいった。

ところで、この指摘への対応が厄介であった。
コントラストがもともと弱い状態で「コントラスト比を変えずに、全体の濃度を上げる」というのがなかなかうまくいかない。濃度を上げると全体のイメージがベッタリしてしまうので、その調整にコントラストを変えると、まるで別の作品である。はてさて、どうすればよいのだろう。
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2008年02月08日
ファイルサイズ   [ 写真のこと ]
Nikonのrawファイルがだいたい8Mbで、A3ノビで出力しても全く問題ない。もっと大きくても大丈夫そうだが、そんなにでかくすることもない。
これと同じ精度でスキャンしようと思っていたのだが、135フィルムからは無理のようでちょっと画像が鈍くなる。結局のところ、用途によってスキャンしなおすのも面倒なので、余裕をもって15×10インチ600dpiモノクロ16bitでスキャンしておくことにした。これなら、後から印刷だろうがなんだろうが大丈夫であろう。なんとファイルサイズが100Mbを超える。フォトショップでRGBに変換してレタッチすると3倍である(RGBでないと使えない加工メニューがある。当り前か)。加工用にレイヤーを複製すると、またその倍である。NikonのCaptureNXはファイルサイズがでかくならないので便利だ。
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2008年02月05日
スキャンの日々   [ 写真のこと ]
次回のグループ展はインクジェット出力で出展すると決めたので、このところフィルムスキャンの日々である。
予定している15点をスキャンしてしまい、あとから1点ずつレタッチしている。
最後に通しで見てみて全体を調整。
ここまでの作業で、だいたい1点1時間の見当である。
暗室で銀塩プリントすると、だいたい丸2日の作業であろうから、トータル時間はそんなに変わらない。ただ、毎日ちょっとずつ進められるのと、朝から晩まで丸一日連続して時間を費やすのとではずいぶん違う。特に職を持っている身には。
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2008年01月24日
デザイナーの力量   [ つれづれ ]
服のデザイナーではなく、紙媒体をデザインする人のことである。
このところ、4月のグループ展用案内パンフレットの作成で、イラストレーターCS3とにらめっこの日々である。
掲載する写真が重要で、デザインで目を引くわけではないので、そんなに拘りはないのだが、いまいちパッとしない。
ということで、その一部はこんな風になった。

ところで、仕事でパンフレットや冊子、ポスターなどをよく作が、明らかに腕のいいデザイナーというのが存在する。出してきた案に対して「この部分が重要なので強調してほしい」とか、「見る人が若年なのでそれに合わせて」などと注文を出すと、次にはこちらの予想をはるかに上回る提案をしてくるのだ。
「さすが、これはいいぞ!」となると、次の発注時にも、デザイン事務所には「デザイナーは○○さんにお願いしたい」となるのだ。
専門家向けの報告書をわかりやすく解説するパンフレットを作るなんて場合には、その報告書を読み込んで「こんな風にした方が、より分かりやすい」と提案してくるデザイナーもいる。専門用語の羅列文章を、門外漢がさぞや読みにくかったであろうと想像するのだが、そういう人は、やはり高品質で仕上げてくるのである。
「やっぱり自分の仕事には徹底的にこだわりを持たなければいかん!」と他人の仕事ぶりを見て思ってしまったりする。

ところがである。「こんな風に直してほしい」というと「いやならやめる」などとぬかすデザイナー(と呼ぶのもおこがましい)がいるのである。一流のアーティストにでもなったつもか?
そんな輩は怒鳴りつけて追い返すのである。デザイン事務所の営業が真っ青になってとりなそうとするが、そんなこと知ったことではない。発注するのはこっちである。仕上がりの責任もこっちが負わなければならんのだ。
デザイナーのかわりなどいくらでもいるのである。もう、二度と仕事はない。
思い違いしている人間っているのだ。自分も気をつけよう。
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2008年01月07日
総括   [ つれづれ ]
今回のパリ旅行を総括してみる。
写真撮影:
全体として、ワクワクするような対象は少なかった。ブレッソン、ドアノー、アジェなどがすでに撮っており、どこを見ても「既に撮られている」という感じがする。街自体の変化もあまりない。
「人」に重点を置いたら、時代性みたいなものが浮かび上がって来たのかもしれないが、今回はそんな時間はなかったし。
結局、約600カットの撮影だった。
カメラは、D40xが活躍した。心配したバッテリーの持ちは、寒さによる影響はそれほど大きくなかったようである。問題は大きさで、リュックに入れて持ち歩くと、美術館で必ずクロークに預けさせられるので、小さいショルダーバッグに入れて持ち歩けるD40xの方が重宝であった。
ただ、D300と比べると、フォーカスエリアが大きく、合焦精度がいまいちなのがネックである。
撮影成果としては、いまいちであった。

食べ物:
一般的なレストランやカフェでは、決して美味しいものは食べられない。メニューも英語併記やウェイターの英語による説明が極端に少ない。結局スーパーのデリカで買うのがコストと品質のバランスが一番よいかもしれない。
少なくとも、食べ物を期待するところではない。

移動:
地下鉄は網の目のように走っていて便利である。でも、出口が分からない。階段しかない。今回は移動手段で困ることはなかった。
やはり日本の交通機関は世界一親切かもしれない。

宿泊:
一泊80ユーロと安いホテルであったが、清潔で快適であった。冷蔵庫がなかったが、飲料は窓の外に出しておけば、外気温でちょうどよかった(ただし、食べ物はカラスにやられる可能性大)。
フロントのおじさんは親切だった。
人々の親切さでいえば、親切な人もそれなりにいるが、素っ気ない人の方が圧倒的に多い。英語が通じないこともその要因だろうか。

全体として:
モンサンミッシェルにも行けたし、まあまあ満足。ギャラリー巡りをもう少ししたかった以外に、思い残すことはないです。
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