2008.2.25 児童ポルノ問題で秋葉原を視察
アニメ、DVDなどの現状を探る」




















                                                 
 児童買春・ポルノ禁止法見直しプロジェクトチームとして25日、東京・秋葉原を訪れ、現行の児童ポルノ禁止法では規制の対象外となっている、わいせつなコミックやDVDなどを販売する店舗を視察しました。

 松あきら党女性委員長(参議院議員)、大口善徳法務部会長(衆議院議員)、石田祝稔衆議院議員、高木美智代衆議院議員、谷口和史衆議院議員、鰐淵洋子PT事務局長(参議院議員)に、お忙しい中参加していただきました。

 店内には女子中学生描いたと思われる、わいせつなコミック、女児の水着姿を撮影したDVDなどが所狭しと並んでいました。特にアニメの登場人物などは架空のため、例え露骨な性描写であったとしても、現行法では摘発されません。

 視察に先立って行われた万世橋警察署での意見交換では、警視庁少年育成課の田中英明警部から、「わいせつDVDのパッケージだけを見ると、いかにも小中学生という少女でも、本人の身元を確認すると成人というケースが多い」として、摘発の難しさを説明。また、「現行の児童ポルノの定義ではアバウトで、現場では戸惑うこともある」語りました。

 今回の視察を終え、子どもを性の対象として商品化している現実を何とかして変えなければいけないと実感しました。