| 髪をさわるしぐさは、不安な心理の表われだとか…… |
何気ない“しぐさ”や“癖”に潜む心理と恋愛傾向
■頻繁に髪をさわる人髪をさわるというしぐさは、ある種の不安感を抱えていることの表われです。子どもの頃を思い出してみると、転んで泣き出した時などに、親に頭をなでられて安心した記憶がありませんか? 髪をさわるという行為は、自分で自分に「良い子良い子」しているのと同じことなんです。
このような人は、恋愛においても甘えん坊です。恋人に自分の悪いところを指摘されると落ち込んでしまい、「嫌われてしまった」などと思い込む、被害妄想の強い傾向もあります。叱られるよりも誉められることで頑張るタイプなので、恋人が喜んでくれることは徹底的に尽くす性格だと言えるでしょう。
■話をしながら人差し指で鼻の下をさわる人
まずは、人差し指で鼻の下をさわってみてください。指の腹ではなく、第二関節辺りを鼻の下に当てるポーズです。すると、手の平の部分で口元が隠れてしまいますね。じつはこれ、無意識のうちに口元を隠し、表情から自分の心理を相手に読み取られまいとする行為なのです。
このような人は、恋愛において感情表現が苦手で、秘密主義の傾向があります。場合によっては、本心を隠すために嘘を言っていることもあるかもしれません。ただし、あなたのことが好きだという感情を知られたくなくて、照れている、恥ずかしがっている場合もありますから、必ずしも悪いようにとるべきではないでしょう。
■腕組みをするのが癖になっている人
話をしている最中に腕組みをする行為は、一見横柄な態度にも見えます。ところが、じつは腕組みをすることによって、自分の思考の中に入り込もうとしているだけなのです。自分で自分の体にさわることで安心感を得つつ、相手の意見に惑わされないよう、周囲をシャットアウトしたいという心理が働いていると言えるでしょう。
このような人は、恋愛においても自分の意志が強く、あまり人のアドバイスを受け容れません。さらに、恋人である相手のことも受け容れない傾向があり、「自分は自分、相手は相手」と割り切って考えることも。1人でいることが好きで、恋人とはあまりベッタリした付き合いを好まないかもしれません。
■頻繁に唇をさわる人
唇は、キスやセックスなどの快感と直接つながっている部分です。そこをさわる心理とは、ズバリ性的な欲求不満をアピールしているということ。唇をなめる、軽く噛むなどのしぐさも、同じ類だと言えるでしょう。
このような人は、男性も女性もセックスアピールの強い人が多いようです。好きな異性には色仕掛けで迫ることもしばしば。キザなセリフやロマンチックな演出も、恥ずかしがらずにやってのけるタイプです。
■手元にある物を弄ぶのが好きな人
人と話をしながら、手元にあるペンや紙など、目の前にある物を弄ぶ人というのは、現状に不満を感じていたり、批判的な考えを持っていることが多いようです。今の状況に退屈やイライラを感じていることから、指先を動かすことで不満を抑えようとする。貧乏揺すりをしている時と同じ心理だと言えるでしょう。
このような人は、あまり恋愛が得意ではありません。相手の嫌なところばかり目に付いてしまったり、2人の関係のマイナス面ばかりを気にしてしまったり、何かと否定的なことを口にしがちです。恐らく、「恋人いない歴」の長い人も少なくないのではないでしょうか。
次のページでは、上記の“しぐさ”や“癖”からわかる性格と恋愛傾向を踏まえた上で、それぞれの方に相性の良い相手をアドバイスします。