新規患者の分娩予約を中止していた近江八幡市立総合医療センターは25日、4月から6月1日以降の分娩の予約受け付けを再開すると発表した。医師が2人から4人体制になるためで、妊婦健診も4月から再開する。
これまで非常勤だった医師が4月に常勤となり、常勤医師が3人になるうえ、非常勤の後任も補充される見通し。以前の常勤医師4人体制には戻らないが、非常勤医師も土日の当直や週1回の泊まり勤務に入るという。
同センターは以前、常勤医師4人で月50~60件の分娩を受け入れていたが、今年4月からは月30件を上限とした。一方、同時に中止した妊婦健診も4月から再開。また、医師の負担を減らすため、助産師資格を持つ看護師10人が交代で助産師外来を月、木曜に実施し、1日約8人に対応する。【斎藤和夫】
毎日新聞 2008年2月26日