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火のない所に煙を立てる、三浦和義氏対談を終えて

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【PJ 2005年10月13日】− 「火のない所に煙は立たない」というセオリーがある中で、忘れてならないのは、火のない所に煙を立てる悪いヤツは存在するということだ。歴史を振り返ればうなずける。確かな証拠なしにマスコミと警察・検察側がそうだと断言するつもりはないが、三浦和義さんの一連のロス疑惑に関しては、本来の義務と役割を果たしたといえるだろうか。

 事実を報道する役割を担うマスコミと、社会悪から一般市民を守る警察・検察は、どれだけ確かな証拠や裏づけを持って、一連のロス疑惑と三浦和義さんという1人の一般市民に対峙したかが疑わしい。なぜなら、法廷での三浦さんへの無罪判決や三浦さん本人が起こした名誉毀損やプライバシー侵害訴訟の勝敗数から見ても明らかだからだ。

 組織に属するそれぞれの警察官や検察官が怠慢というわけではないだろう。しかし、権力に物を言わすタイプのリーダーが組織を引っ張っているのであれば、内部の不祥事は絶えないし、それを隠すために躍起となる人も出てくる。現在、警察官が起こす犯罪や問題は、そんな組織を想像させる。

 また、権力の上にあぐらをかくような警察・検察官がいれば、マスコミを牛耳ることは赤子の手をひねるようなものだ。他社との競争の中での特ダネほしさから、受けた情報を検証せずに報道するようなマスコミが生まれる温床になる。そのようなマスコミは、もはや権力の「広報」にしか過ぎない。

 一般市民はどうであろうか。マスコミから流される情報に一喜一憂し、左右に揺さぶられる市民であふれてしまえば、この国の未来は危うい。警察・検察、マスコミ、一般市民のそれぞれが道義を重んじ、どんな組織に属しても自分の職務を全うする。そうすることで「揺れない」自分が出来上がれば、煙を見て騒ぎ出すことだけはなくなるはずだ。【了】

「ロス疑惑報道の95%はウソだ!三浦和義氏」リンク集


※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト (PJ)コーディネーター 佐藤学【 東京都 】
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