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[イージス艦事故]救助の作業艇、衝突14分後に降ろす

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 千葉・野島崎沖で起きたイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、あたご乗組員が作業艇2隻を降ろしたのは衝突14分後だったことが分かった。海上保安庁への通報は衝突16分後だった。石破茂防衛相は25日の衆院予算委員会で、救助のため乗組員が海に飛び込んだかについて、「報告は受けていない。2次災害を起こさないために配慮したかもしれない。ベストだったか、詳細を調べる」と述べるにとどまった。

 笠浩史議員(民主)の質問に答えた。

 防衛省によると、19日午前4時7分の事故発生から1分後に救助指令が出されたが、作業艇を降ろすまでの間、乗員は甲板などに集まり双眼鏡で被害者を捜すなどしたほか、探照灯で衝突海域を照らし、艦橋や甲板から呼び掛けたという。

 乗務員は衝突14分後、作業艇を2隻降ろし、さらにその後1隻を降ろした。

 88年の海自潜水艦「なだしお」事故では、ほとんどの乗員が救助のため飛び込まなかったことが強く批判されている。

 石破防衛相は、清徳丸が所属する新勝浦市漁協川津支所の漁師らに捜索費用負担や休業補償などを行うかについて「どのような対応がなし得るか、政府全体で調整しなければならない。真剣に検討していく」と述べた。【加藤隆寛】



毎日新聞 / 提供元一覧

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