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02/25-12:49--２月定例県議会開会　「クラボウに開発委ねる」　チボリ問題で石井知事が改めて示唆

　一般会計6838億6300万円の08年度当初予算案などを審議する２月定例岡山県議会が25日、開会した。来年以降の方向性提示が先送りされ続けている倉敷チボリ公園（倉敷市寿町）について石井正弘知事は、提案理由説明の中で、地主であるクラボウ（大阪市中央区）の開発に委ねる以外にないとする考えを改めて示した。 　会期を３月１７日までの２２日間と決定した後、予算案件２１、事件案件５、条例案件１４の計４０議案が一括上程され、石井知事が提案理由を説明した。 　その中で石井知事は「チボリ・ジャパン（坂口正行社長）による公園運営は１２月末までとし、その後は土地所有者らの新構想の中で、できるだけ公園などが残され活用されるよう県とチ社が一体となって要請する以外にないのではないか」と指摘。 　一方で、公園内の県とチ社双方の施設を、チ社が一体的に管理運営している点に触れ「（県の方向性は）会社の経営方針と基本的に一致する必要がある。今議会の議論や次回取締役会の結論を踏まえ、責任を持って適切に判断したい」と述べた。 　このほか、中山間地域の活性化を県政の最重要課題の一つとし「ソフト・ハードの両面から地域特性を生かした活性化対策に全庁を挙げて取り組む」と強調。 　医師不足解消策についても「病院などと連携した医師派遣システムを構築するほか、安心して出産できる体制整備や小児救急患者の受け入れ体制充実に取り組みたい」と力を込めた。 　また、映画「釣りバカ日誌１８」岡山ロケ支援委員会（０７年１２月解散）での不適正な会計処理で、猪熊真・前観光物産課長（５２）を２１日付で懲戒免職処分としたことについて「幹部職員がこのようなあるまじき行為を行ったことは誠に遺憾であり、関係者や県民に深くおわび申し上げます」と陳謝した。 　代表質問は２８、２９の両日、一般質問は３月４〜７日にかけて行われる。

年間入園券が半額に倉敷チボリ公園www.okanichi.co.jp/okadtivoli.html

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