「編みもの」を思い浮かべてみてください。遠い昔のもので、おばあちゃんがするものと思っていませんか?スウェーデン大使館は今年2月、この古いイメージをガラリと変えてしまう「編みもの&デザイン」展を開催いたします!
スウェーデン人ニットデザイナー、ブリット=マリー・クリストファーソンさんは、「編みもの-発展する手工芸」というテーマのもと、創造的で遊び心あふれる作品を披露します。この展示会は、07年春、ストックホルムにある北欧民俗博物館で展示され、「編みもの」のテーマとしてはスウェーデン国内最大級の展示会となりました。今日の若者の多くが「編みもの」の楽しみを再びここで見つけ、手工芸の復興となりました。
デザイナーであり、テキスタイルアーティストでもあるウッラ=カーリン・ヘルステンさんは、ウールを用いた手工芸・デザイン作品を展示します。彼女の可愛らしい作品は、過去数年にわたって日本で人気を得てきました。‘04年に大盛況で終わったスウェーデン大使館の手工芸品展にも参加しました。
アーティストプロフィール:
ブリット=マリー・クリストファーソン
ストックホルムの 国立芸術大学(コンストファック)卒業。‘70年から‘86年まで、10人のスウェーデン人デザイナーが集まって結成された10 GRUPPENのメンバーの一人として活躍。‘80年代から技術、手工芸の発展、伝統といった様々な観点から「編みもの」に取りかかる。編み布から編み目を変化させ、そこから彼女独自のデザインを創り上げる取り組みをしている。
ウッラ=カーリン・ヘルステン
ストックホルムの 国立芸術大学(コンストファック)卒業。ウールを用いた芸術作品で数々のデザイン賞を受賞。日本とは長年交流があり、‘01年から東京や関西地区で展示会を行っている。オステルヨートランド羊毛紡績株式会社の経営でもある。
Östergötland Ullspinneri (http://www.ullspinneriet.com/index_e.html)
展示会情報:
開館日時:2008年2月6日(水)~2月25日(月)、平日9時~17時半(12時半~13時半お昼休みのため閉館)
*休館日:2008年2月23日(土)、24日(日)
*2月11日(月)建国記念日は平日通り開館します。
*2月9日(土)10日(日),16日(土)、17日 (日):展示会開館時間は10時から17時まで。
*2月19日(火)開館時間は、9時から12時まで。
会場:スウェーデン大使館ギャラリー
(港区六本木1-10‐3‐100)
展示内容:ニットデザイナーのブリット=マリー・クリストファーソンさんによる編みものの展示。また、オステルヨートランド羊毛紡績株式会社の経営者で、デザイナーでもあるウッラ=カーリン・ヘルステンさんがデザインしたウールの毛布、毛糸、布地の展示、他。
(作品の写真:右側の添付ファイル参照)
☆編みものワークショップは、定員に達したため、お申込を終了させていただきました。