韓国が自慢できるものについて、韓国人は「ハングル」、在韓外国人は「韓流」と考えていることが分かった。韓国イメージコミュニケーション研究院(CICI)がこのほど、韓国人(256人)と韓国滞在の外国人(103人)の世論に影響力を持つオピニオンリーダー計359人を対象に韓国のイメージに対する調査を行った。
韓国が世界に誇れるものについて尋ねたところ、韓国人の45%が「ハングル」を挙げた。次いで、「キムチ」(19%)、「韓流」(12%)、「テコンドー」(8%)が続いた。一方、外国人の回答でトップとなったのは「韓流」(32%)。そのほか、「ハングル」(27%)、「テコンドー」(9%)、「高麗八萬大蔵経(慶尚南道陜川郡・海印寺に保存されている経典・版木)」、「四季」(ともに7%)が挙がった。
CICIの関係者は、「韓国人は科学的かつ合理的なハングルの優秀性を重要視している一方、外国人は韓国人らしさを感じられる韓流を選ぶ人が多かった」と説明している。
韓国のイメージ向上のために最優先で解決しなければならないことについては、全体の31.7%が「公共マナーの意識欠如」と回答。次いで多かったのは「外国人に対する排他的な風潮」(21.9%)、「不正・腐敗」(20.3%)、「国粋主義」(10.6%)が挙がった。
一方、CICIは韓国のイメージ向上に貢献したとして、歌手のピ(Rain)さんと水泳の朴泰桓選手、フィギュアスケートの金妍児選手を表彰した。
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