駒大苫小牧 6―5 大阪桐蔭

　駒大苫小牧が１０回、長打で勝ち越し。林の二塁打を足場に、１死三塁から辻の右翼線二塁打で決勝点を奪った。２回の先制機には盗塁やバントで相手守備を揺さぶり大量得点。田中−小山のバッテリーも１４０キロ台の速球とスライダー、フォークとの配球で大阪桐蔭打線に的を絞らせず５回まで被安打０。８回途中に登板した吉岡も外角へ変化球を決め反撃を断ち切った。
　大阪桐蔭は７回、辻内の２点本塁打などで３点。８回には１死二塁から小林の右翼線二塁打と平田の遊ゴロで同点に追いつき粘りを見せた。辻内も３回以降は直球にフォークを織り交ぜ連打を許さず好投した。