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中国、ボイコット呼び掛ける、中国人の偽札使用を疑った仏デパートに対し

  • 2008年02月24日 16:23 発信地:北京/中国
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2005年6月24日、フランス・パリ(Paris)で高級デパート・ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)の紙袋を持つ女性。(c)AFP/JACQUES DEMARTHON

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【2月24日 AFP】中国の国営新華社通信(Xinhua news agency)は23日、フランス・パリ(Paris)の高級デパート、ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)での買い物をボイコットするよう国民に呼びかけた。

 同デパートでは2月初め、中国人の新婚旅行客が偽造紙幣を使用しようとしたと疑い、誤って2人を警察に突き出す騒動があった。

 ギャラリー・ラファイエットの責任者は22日に公式謝罪を行ったが、新華社通信は匿名の政府観光関係者が同デパートの商品のボイコットを強く呼びかけていると伝えた。

 在仏中国領事館はフランス警察当局に対し、この新婚カップルに「手荒な」扱いをしたとして抗議したという。

 仏警察関係者は23日、店側の要請によりこの件に関わったことを認めた。

 新婚カップルは警察署に連行された。押収された紙幣は状態が悪く、肉眼では判別が困難だったため、赤外線走査装置にかけられた。紙幣に問題はなかったという。

 中国では中流層の拡大とともに、海外旅行者数が増加しているが、パリは新婚旅行者に根強い人気を誇っている。

 ギャラリー・ラファイエットにおける国籍別の最大顧客層は、中国人旅行客とされる。(c)AFP

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