横須賀で「イワシ」シンポ/パネリストが持論展開

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横須賀で「イワシ」シンポ/パネリストが持論展開

 イワシの漁獲や流通手段の変遷などを通じて横須賀の発展を考えるシンポジウム「よこすか 町・暮らし・自然」が十六日、同市深田台の市自然・人文博物館で開かれた。三浦半島の自然や地域史に詳しい有識者らがパネリストとなり持論を展開。約百五十人の市民が熱心に聴講した。

 討論会では横須賀開国史研究会会長の山本詔一さんが、江戸初期から横須賀経済を支えた浦賀の町とイワシとのかかわりを考察。「干鰯(ほしか)」などのイワシ製品の積出港としてにぎわった歴史を説明した。市文化財専門審議会委員の辻井善彌さんは、カツオ漁のえさの供給地として栄えてきた佐島地区の漁業史をひもといた。

 東大農学部水圏生物科学専攻技術補佐員の三谷勇さんは、シラスとして食べられているイワシの稚魚の成育には「きれいな水、砂浜、魚つき林が必要」で、三浦半島にはそのための条件がそろっていると解説した。特定非営利活動法人(NPO法人)の日本国際湿地保全連合顧問の相生啓子さんは、アマモの藻場は稚魚をはぐくんできたほか、佐島地区ではたい肥としても大切に使われてきたことを説明した。

 討論会に先立ち、国際生態学センター研究所長の宮脇昭さんが「三浦半島の森のめぐみ」と題して基調講演した。

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