日曜日ということもあって、倉敷地区の会場となっている美観地区周辺には、多くの観光客が繰り出しました。このうち、倉敷市東町の夢空間はしまやでは、石の彫刻作家による雛人形の作品9点が展示されています。出品しているのは山梨県在住で、おととし、日本伝統工芸展で新人賞を受賞した雨宮弥太郎さんら3人です。展示された作品は、大理石や硯石などといった石を素材にして制作されています。石といえば、硬くて冷たい雰囲気を想像しますが、どの作品もやわらかく暖かいイメージが表現されています。岡山市在住のよしもと正人さんは、岡山市の万成地区でしかとれない花崗岩の一種である万成石を使って制作した雛人形を展示しています。万成石の特徴である淡いピンク色を活かして磨きを加えた作品に仕上げています。倉敷雛めぐりは3月9日までで、この石のお雛様の展示は期間中、夢空間はしまやで開かれています。
こどもまつりは、倉敷市内の子ども会や少年団などの活動を知ってもらうとともに、互いの交流を深めようと毎年開催されています。今年は、子ども会単位などによる歌や踊りのステージ発表など、楽しいイベントが用意されました。毎年人気を集めている木工教室では、本棚作りが行われました。子供たちは、慣れないノコギリや金槌に悪戦苦闘。お父さんやお母さんたちの協力を得ながら、ものづくりの楽しさを体験していました。また、手作りうどん体験では、力が必要な捏ねる作業に兄弟や友達同士で力を合わせ、麺作りに精を出していました。その他にも会場では、様々な遊びや手作り体験活動の企画が用意され、詰めかけた親子連れらおよそ2,000人で賑わいました。
この大会は、倉敷市体育指導委員協議会が開いたもので、今年で10回目となります。大会には水島地区だけではなく市内で活動しているソフトバレーボールチームが集まり、34チームおよそ170人が参加しました。ソフトバレーボールは、バレーボールよりひと回り大きいゴム製の柔らかいボールを使用し、1チーム4人の選手がコートに立ちます。コートはバドミントンと同じ大きさで、ルールは6人制のバレーボールとほぼ同じです。安全で手軽にできることもあり、幅広い年代に人気があります。この大会にも毎年10代から60代までの選手が参加し、世代の枠を超えてプレーを楽しんでいました。なかにはアタックやブロックなど激しいネット際の攻防が見られるチームもあり、応援席からは盛んに声援が送られていました。それぞれのグループの上位の成績は以下の通りです。
男子優勝 水島CLUB
女子Aブロック優勝 チェルシーブルー
女子Bブロック優勝 アクアブルー
女子Cブロック優勝 くらしきB&B