2008年02月25日 更新

SMAP、KinKiに続け!嵐5大ドームツアー敢行!

 人気グループ、嵐が5月16日から7月6日にかけ、全国5大ドームツアーを初めて開催することが24日、分かった。ジャニーズのアーティストとしてはSMAP、KinKi Kidsに続き3組目。舞台装置で“新兵器”登場の予定もあり、豪華なステージが期待できそうだ。一昨年の初の海外ツアー、昨年の大阪、東京でのドーム初公演など次々に大事業を成功させた嵐が、ますます勢いづく。

 東京、名古屋、大阪、福岡、札幌と、ついに嵐が全国5大ドーム制覇に乗り出す。5月16日の京セラドーム大阪を皮切りに7月6日の札幌ドームまで、全10公演を展開し、44万人の動員を見込んでいる。

 嵐は平成18年に台湾や韓国での初の海外ツアーを成功。昨年はその凱旋記念公演を横浜アリーナ、大阪城ホールで開催したが9公演13万5000人に対し35万人の応募があり、追加公演として初のドーム公演を京セラドーム大阪、東京ドーム公演で開催した。その後の全国ツアーでも東京・大阪公演で38万人がチケット抽選に外れたため、追加公演として9月と10月に両ドームで開催、大盛況で終えた。追い風が吹く中での5大ドーム。今回は地方都市のファンの要望にも応えた形で実現する。

 メンバーも大喜び。櫻井翔(26)は「とにかくうれしい。来年の10周年への大きな足がかりがつくれたら。アジアの公演や昨年のコンサートと全部がつながって、いまここに来た感じ。来た人が勇気をもらえた、幸せになったとかそんなコンサートにしたい」と大張り切り。相葉雅紀(25)は「すごく大きな挑戦で気合入っています。大成功する予定ですが、現実的にとりあえず成功させること。倒れてもいい」と意気込んだ。

 公演装置には“新兵器”も用意。かつて嵐のコンサートではアリーナ席の頭上を移動する透明な「ムービング・ステージ」がお披露目され、客席のどよめきを誘った。今回も「出てきた瞬間どよめくような装置を考えている」と櫻井。

 ツアータイトルは「ARASHI Marks2008 Dream−A−live」。メンバーで意見を出し合い、櫻井の案が採用された。「Marksには2008年に1つの印を打つ、嵐印という意味を込めた。今後も使っていければ」(櫻井)。「Dream−A−live」は公演テーマの夢と現実の間、夢を見ながら生きる、という思いを込めたという。

 平成11年11月のデビューから9年。今年も魅力全開で突っ走る。

★共通性持ちながら

 今年は北海道洞爺湖サミットや北京五輪が開催される。嵐のコンサートを手掛ける大和剛プロデューサーは「サミットや五輪と何か共通性をもちながら、つくっていければ」と話し、来年10周年のメモリアルイヤーに向けて、大きな題目を掲げる公演内容になりそう。大和氏は「イベント年に(5大ドーム公演が)できるのは幸せ。嵐をより皆さんに感じていただいて、来年の嵐を想像してもらえれば」と話した。

◆松本潤(24)

「コンサートのテーマは夢と現実の間。エンターテインメントの夢の世界と、テレビなどに映る自分たち、素の僕ら。そのすべてをドームの空間を使って表現するステージを作ります。プレ10周年の今年も派手に楽しみたい」

◆二宮和也(24)

「気負わず、嵐らしく楽しくファンの皆さんに楽しんでもらえるようにやらせていただきたいと思います」

◆大野智(27)

「何よりファンの方々、スタッフに感謝したい。そして昨年の東京ドーム、京セラドーム大阪公演に引き続き、みなさんとともにドーム祭を成功させたいです」