歌手のミッキー・カーチス(69)は大したものだ。33歳年下のピアノ講師と再々婚した。世に「ファザコン女子」は必ずいる。狙わない手もないだろう。
「『オヤジ好き』を公言するキャバ嬢は“営業”と“本物”に分かれる。それを最初に見抜かないと、骨折り損になるだけです」とは、商社マンの浩一さん(46)。妻以外の女性関係が途切れたことがない。俳優の三宅裕司タイプなのだが、相手はキャバクラかガールズバーで見つかる。
「“本物”の女のコに共通しているのは、実の父親と年齢が離れていること。だから、店では必ず『お父さんは何歳?』と聞きます。40歳ほど離れていたらベスト。あと、なぜか言葉遣いが丁寧なコが多い。そのときは本気で口説きます」
キャバクラだろうが会社だろうが、ファザコン女子を口説いた方が効率はいい。じゃあ、どうするかといえば、「口説きの鉄則」(幻冬舎)などの著書がある、ナンパ塾塾長の草加大介氏のアドバイスはこうだ。
「多くは幼い頃に両親が離婚したりという苦い経験を持っている。オジサンに優しい“父性”を求めています。女性のタイプでいえば、流行を追わず、服装はブランド物よりも地味なモノ、ワインより日本酒や焼酎を好む。温泉好きで遊び場も新橋。そういう女性は間違いなく狙い目です」
むしろ、最近はファザコン女子の方が増えているらしい。問題はどう落とすか、だ。草加氏がこう続ける。
「『尊敬されたい』なんて決して思ってはいけない。聞き役に徹することです。相手の女性の人生に共感し、敬意を払うフリをする。無理をして若者ノリで接しても“ドン引き”されるだけ。少しでも会話が弾み、構ってくれる年上男性が現れたと感じた途端、積極的になってくる。そのタイミングを逃さないこと」
何だ、結構、いけるんじゃないの。
【2008年2月21日掲載記事】