表現と引用、自由と権利

これ以上、深入りするべきではないとも思うが、どのみちアル中。
あと何年生きられるかわからないので書きたいと思ったことは記しておこう。
どうして表現がたかだか自由で、
引用にご大層な権利が与えられるのか心情的に理解できない。
引用というのは、そもそも表現がなければできないことなのである。
主従関係でいえば表現は主、引用は従でしかない。
だのに、表現は自由、引用は権利なのだろうか。
(このとき「ひとを殺す自由はあるが、ひとを殺す権利はない」という例文にしたがい、
自由と権利を別のものと考える)
表現者は「表現の自由を守る」という。
いっぽうで引用者風情が「引用する権利を侵害するな」という。
表現者に与えられるものが自由なら、引用者に与えられるものも自由でいいではないか。
「引用する権利を侵害するな」と騒ぐ引用者はまるで悪質なクレーマーである。
おまえらに与えられているのは、せいぜい引用する自由くらいではないか、と思う。
自分はなにひとつ表現しないで、引用の権利ばかり訴える人間の神経を疑わざるを得ない。

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