[検証]アプリックス株 中期(3カ月)で最大59.2%の上昇

「株のプロ4人が教える!絶対お勧め銘柄」 10%超の上昇は6銘柄

土屋 由美子(2008-02-23 11:00)
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 昨年10月29日~11月22日に掲載の中期銘柄は19銘柄中6銘柄が2ケタ(10%以上)の上昇率となり、6銘柄が目標株価を達成した。その中でトップに輝いたのは鮎川良氏が11月20日に推奨した「アプリックス」で、最大上昇率は59.2%だった。

 次に上昇率が高かったのも鮎川氏が推奨した「エイジア」(11月6日掲載)で、こちらも48.1%の高い上昇率となった。いずれも東証マザーズに上場している新興市場銘柄である。ちなみに「アプリックス」と同期間の日経平均株価は8.1%上昇したが、「エイジア」と同期間の日経平均株価は最大で1.2%しか上昇していない。

アプリックス(コード3727

 掲載日の始値は20万6000円で、その日の安値は19万9000円と20万円を割っている。しかし、翌日以降は20万円台をキープし、3営業日目に25万円を突破、6営業日目には30万円を突破して目標株価を達成した。そして9営業日目の12月3日、対象期間中の最高値である32万8000円を付けた。その後の株価は下落基調で、最近は10万円台で推移している。中期というより、短期勝負の銘柄だったと言えるだろう。

そのほかの銘柄について

 植木靖男氏が推奨した銘柄も好調で、11月15日に掲載の「関東電化工業」(最大で21.4%上昇)をはじめ、11月8日推奨の「日本合成化学工業」(最大で14%上昇)と11月1日推奨の「ニトリ」(最大で10.4%の上昇)も10%以上の上昇率となった。鮎川氏が11月13日に推奨した「ユー・エス・ジェイ」も最大で13.9%上昇している。あいはら友子氏が11月21日に推奨した「三菱地所」は2ケタの上昇にはならなかったが、目標株価を達成して最大で9.2%上昇した。天海源一郎氏が推奨した銘柄の中では、11月16日に掲載された「生化学工業」の上昇率(5.6%)が最も高かった。

[つちや ゆみこ] 経済ジャーナリスト。1958年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。金融専門紙記者、週刊現代記者を経て現在に至る。2000年からはマネー経済プロジェクトチームを結成。株や金融に関する書籍「基礎の基礎講座」(講談社)を企画し、執筆と編集も担当。共著は20万部突破のベストセラー本をはじめ多数。近著に「株式講演会の“人気No1.講師”植木靖男の儲かる株式投資がわかる基礎の基礎講座」(講談社)がある。また、「マンガ ウォーレン・バフェット」(講談社+α文庫)などでは解説を執筆。


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