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[中国の世界遺産]古代高句麗王国の首都と古墳群

2月24日15時22分配信 サーチナ・中国情報局


[中国の世界遺産]古代高句麗王国の首都と古墳群

遼寧省桓仁市と吉林省集安市に点在する古代高句麗王国の遺跡。首都としては桓仁市の五女山城、集安市の国内城、同じく集安市の丸都山城の3カ所が、 <サーチナ&CNSPHOTO>

 遼寧省桓仁市と吉林省集安市に点在する古代高句麗王国の遺跡。首都としては桓仁市の五女山城、集安市の国内城、同じく集安市の丸都山城の3カ所が、古墳群では皇族や貴族の陵墓あわせて40基がユネスコの世界遺産に登録されている。

 観光スポットとしては広開土王碑(好太王碑)、将軍墳、壁画古墳の角抵塚、散蓮花塚、三室塚などがある。広開土王碑は第19代広開土王の功績を讃えるため、息子の長寿王が建立した石碑。高さ約6メートル、幅約1.5メートルの角柱の四面に刻まれた文字は約1800字。高句麗の起源、広開土王の業績、広開土王の御陵を守るための規定「守墓人烟戸」などが記されている。

 『三国史記』によれば、高句麗の始祖は朱蒙。ツングース系の一部族である扶余(夫余)族で、北方から現在の桓仁市付近に移り住み「五女山城」を築いた。「国内城」は第2代の琉璃明王が、「丸都山城」は第10代の山上王が築いたもの。高句麗は427年に平壌に遷都。それから約240年後の668年に、唐と新羅の連合軍によって滅ぼされた。

 中国の「古代高句麗王国の首都と古墳群」は2004年7月にユネスコの世界遺産に登録されたが、同時に北朝鮮の「高句麗古墳群」も世界遺産に登録されている。北朝鮮の世界遺産は、平壌市と南浦市に点在する高句麗後期の古墳群を指す。

 遼寧省の瀋陽桃仙国際空港や吉林省の長春大房身空港までは日本から直行便が出ているが、そこから現地までは列車やバスを乗り継ぐことになる。同じ中国東北部の瀋陽や大連、長春やハルビンほど観光地化されていないため、日本からのパックツアーは少ない(2004年:文化遺産)。(編集担当:栗山香子)

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最終更新:2月24日15時22分

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