大津放送局

2008年2月24日 10時38分更新

出産の予約受け付け再開へ

医師不足で去年6月から出産の受け付けを中止していた近江八幡市の総合医療センターは、医師が確保できたことから、ことし4月から出産予約の受け付けを再開することになりました。
近江八幡市の総合医療センターは、退職や異動で産婦人科の医師の数が5人から3人に減ったため、去年6月下旬から出産の受け付けを中止していました。
総合医療センターは、医師確保に向けて待遇の改善を進めた結果、常勤の医師1人が新たに雇用出来たため、ことし4月から出産予約の受け付けを再開することになりました。ただ総合医療センターで出産するには2か月前からの検診が必要で、実際に分べんが行われるのは6月になるということです。一方、医師確保に伴う費用が増加したことなどから▽これまで35万円だった分娩費用を43万円に、▽また初診が3000円、再診が2000円だった妊婦検診を一律3500円に値上げすることも明らかにしました。