建設業界ニュース大阪版 |
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建通新聞のネットワークから、毎日最新の建設ニュースをお届けいたします。 ■ 【大阪】八軒家浜再生整備U期区間整備開始(4/11) ■ 「水都大阪」の再生を目指す大阪府都市整備部は2007年度に、「八軒家浜再生整備」でT期区間の船着場となる浮き桟橋構造の据付工事を行うほか、U期区間での整備を開始し、親水護岸などを整備。また、(仮称)流域再生コアセンター等複合施設の提案競技を行い、事業者による設計作業などに着手する計画だ。加えて、阪大病院跡地開発(水都・OSAKAプロジェクト)のまち開き(08年4月)に合わせて、(仮称)福島港船着場を建設する考えだ。 八軒家浜再生整備の対象は、大阪市中央区の京阪天満橋駅北側で、天満橋〜天神橋間の約500m区間。(仮称)現在、西側地区を中心に京阪中之島新線の工事が進行中。京阪シティモール前の約200mをT期、この下流側約300mを第2期として整備する。 T期区間では浮き桟橋構造で、水上バス(アクアライナー)が3隻程度と水上タクシーが発着できる水上ターミナルを整備する。06年度末に桟橋となる鋼構造物の製作を3ブロック分発注し、現地にヤードを設けて作製中。本年度はこの3ブロックをつなぎ、現地に据え付ける工事を第1四半期に発注し、10カ月の工期で施工する。このほか、高水敷整備などの発注も予定している。また、京阪地下部分との連絡施設、階段護岸の整備なども見込んでいる(京阪電鉄への委託)。 第2期地区では、延長約50mの親水護岸整備などのを予定。関係者協議の後に発注する。このほか、半地下構造で上部をオープンスペースとした駐車場(100台以上収容)の復元整備などを京阪電鉄の事業で予定している。 同地区に計画する(仮称)流域再生コアセンター等複合施設は、@流域再生コアセンターA船着場の発券所Bリストラン・喫茶室−で構成する。約1,000uの敷地に2階建て程度約1,400uの施設を見込む。PFI法によらないBTO方式で事業者を選定する予定。国土交通省近畿地方整備局などとの協議し、具体化すれば提案競技を行う予定。 一方、(仮称)福島港船着場計画は堂島川の玉江橋上流右岸(大阪市福島区)で水上バス1隻分を浮き桟橋構造で整備するもの。土木一式工事として第1四半期中に発注。8カ月の工期で施工する予定だ。同所では民間事業者(オリックス、竹中工務店、朝日放送など)による共同住宅、商業施設、新社屋などの建設が進んでおり、08年春にまち開きの予定。船着場周辺の整備(階段護岸、修景施設)などは民間事業者が実施するよう協議を進めている。 船着場はこのほか、安治川の中央卸売市場前に整備するよう、今後具体化を図る方針だ。 (2007/4/11) |
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