自分がJWPの代表だった時代
様々な問題、トラブル、行き違いが発生し
大衆や世間の批判を僕ひとりが一身に受けた局面が数回あった
だが、何を言われようとも(それが罵詈雑言であっても)
また、例え敵が増えたとしても
選手やフロント そしてその家族達の生活を守る為に、判で押したように同じ主張を繰り返したり あるいは、その逆にかたくなに沈黙を守った事を、今回の件でまるでフラッシュバックのように思い出した
今、大日本プロレスの登坂栄児氏はまさにその時の僕と同じ立場にいる
■一方、村上リングアナウンサーは孤立して戦っている
村上アナの苦悩も、やはり深いものである事が、彼のブログから読み取れる
ただ、背負うものが少ない村上アナはその分フットワークが軽く 行動や発言の起動が、大日本サイドよりもしやすいのは僕の経験からも事実だと思う
僕は今、登坂氏に経営や上司という立場を 同じく経験したものとして「同情」している 頑張って欲しい
だから、登坂氏の言葉は信じたいのが本音だ
だが 登坂氏・村上アナ、そのどちらの主張が「正しい」のか
その最終的な判断に関しては 僕が門外漢である限り、それはどこまでいっても憶測でしかない
だから、それを発言する資格は僕にはないと思う
■非常にスキャンダラスな出来事なので 世論が沸騰するのは理解できる
しかしこれは、猥褻行為とそれを取り巻く周辺の出来事だから、当事者でなければわからない部分がとても多い 至極ナーヴァスな出来事である
なのに、一部のプロレスファンは必要以上にオープンな結論を急いでいるように感じる
その辺が僕にはどうしてもわからない