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阪南市立病院:総合診療など5科追加 4月以降、外来は計8科に /大阪

 外来のみの診療で存続が決まった阪南市立病院について、岩室敏和・阪南市長は22日、4月からさらに5診療科を追加し、計8科での外来診療とすると発表した。同日の市議会特別委で報告された。常勤医1人と非常勤医9人が新たに確保できたため。

 市によると、4月からの診療体制は胃腸科・外科、小児科、歯科口腔外科の外来で継続すると既に決まっていたが、さらに、(1)総合診療(2)耳鼻いんこう科(3)リハビリテーション科(4)眼科(5)循環器科の計5科の外来を追加する。総合診療は、内科・外科を問わず広く診断を受け付ける。

 新任医師は大阪市の私立病院から来た松岡徳浩さん(39)。既に非常勤として勤務を始めている。4月からは常勤医として総合診療を担当する予定。松岡さんは「市長の地域医療への熱意を感じた。4月以降に知人の医師に、非常勤医として来てもらう」と述べた。

 また、岩室市長は「内科と小児科の入院を早期に復活させたい」と述べ、さらに4月以降、住民も巻き込んで病院の将来を考える機構を組織する考えを示した。【江畑佳明】

毎日新聞 2008年2月23日

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